中国在住の黒人「黒人自治区」を創設!?

 マイケル・マイドはナイジェリア出身、2005年に中国国籍を取得し、中国の黒人運動リーダー、2012年から中国で黒人自治区を設立する運動を始めています。運動では中国の黒人への少数民族の待遇を求め「黒人自治区」の設立も目論んでおり、現在18万人の黒人がこの運動に参加しています。

 このことは海外メディアの報道にとどまっていて、中国国内の報道ではまだ公開されていません。中国には合法的な在留黒人は2万人余りに過ぎませんが、大凡50万人の黒人が中国に居住生活しています。黒人の人口は毎年10~20%のペースで急増していて、この人口急増に伴って、黒人からも政治的要求が出てくるのは遅かれ早かれ自明のこととも考えられています。

 一部の黒人は不法な手段で中国に入国し、すぐにパスポートなど身分証明書を破棄し、黒戸(黒人の無国籍者)となった後、中国人女性と交際して結婚、子供を生んで合法的に中国国籍を取得するものもいます。不法入国・無国籍の黒人が犯罪を犯して逮捕された場合、少々厄介なことになります。公安警察もこのような黒人を逮捕しても、その容疑者の国籍を特定することができず、強制送還・国外追放の方法も通用しません。要は、中国公安も打つ手なし・・・。自然減を待つ他なさそうです。従って、中国の黒人は毎年10~20%のペースで人口増。。。