人民網日本語版
在日本中国大使館は24日、日本に在留している中国人留学生に3万枚のマスクを配付し、マスクが不足している留学生が難関を乗り切れるようサポートしている。新華社が伝えた。
マスクを受け取った留学生は次々と、「大使館のマスクはまさに『雪中に炭を送る』行為だ。大使館の思いやりに心が温かくなった」と感謝の気持ちを表し、「中国人でとても幸せだと感じている。心から祖国が1日も早く感染症との闘いに打ち勝つことを願っている」としていた。
在日本中国大使館教育処の胡志平公使参事官は同日、マスクを配付した際、「中国国内で感染が拡大した後、多くの日本在留留学生は愛国主義精神を発揚し、義援金を続々と寄せ、手を尽くして防疫物資を購入して、積極的に祖国の防疫を支援した。なかには自分が備蓄していたマスクまで寄贈した留学生もいた。現在、日本の感染状況はまだ拡大している。祖国は常に在外留学生の生命の安全と身体の健康を気にかけており、海外にいる留学生たちが難関を乗り切ることをサポートするために、防疫に使う『健康キット』を提供する準備を進めている」と述べた。
また胡公使参事官は、「祖国がみなさんの強い後ろ盾となる。みなさんはパニックになる必要はない。防護意識を高め、不必要な外出を減らし、公共交通機関で遠くに旅行にすることなどしないようにしてほしい。現在最も安全な選択は日本にとどまることだ」と述べた。
正確な配付を行うために、在日本中国大使館教育処は東京地区学生学者友好聯誼会の「留日通信」公開プラットフォームでニーズ調査の情報を発信。第1陣として配付した3万枚のマスクは、主に手元にマスクが10枚以下しかない留学生4千人以上に配布された。