バレンタインデーにデートもせずにTVゲーム! 恋人が怒りの炎、ほんとに火事に

2月14日バレンタインデーの夕方、杭州の警官署は「ほとんど裸の怪しい男女が新塘路の交差点にしゃがんでいる」との通報を受けて駆けつけて見ると、この現場から遠くない団地で火災も発生していました。現場調査の結果、ほとんど裸の怪しい男女は団地の住民であることがわかりました。女は安徽人33歳、男は浙江23歳、ともに温州出身の出火元の部屋に同棲中の恋人同士でした。

その日、男・浙江は恋人の安徽人のことを気にもかけずにゲームに夢中、バレンタインなのにデートにもいかない。女・安徽人は機嫌を損なって大ケンカ、ティッシュボックスを男に投げつけました。それでも男はパンツ一丁でテレビゲームを続けていました。女は激怒、床に転がるティッシュボックスにライターで火をつけてしまいました。男は火が床からベッドにひろがる真横で平然とテレビゲームを続けていたそうです。バカを通り越して病気、重度のゲーム依存症かもしれません。女は火の中、パンツ一丁の男を引きずりながら部屋から逃げて、交差点でしゃがみ込んでいたところを近所の人から「パンツ一丁の男と泣く女」として警察に通報された次第です。

部屋の火事は迅速な消防活動のおかげでボヤで済んで隣への類焼もなく死傷者も出なかったようです。ただし、2人の家財はすべて灰になってしまいました。男の大事なテレビゲームも黒焦げ、残ったのはパンツ一丁だけ。二人とも放火で訴訟され、拘束されてしまいました。

女は交差点の真ん中で「ここで車に轢かれて心中しよう」と男に迫っていたようです。では何故火事の部屋から逃げ出したのか、ちょっと聞いてみたいところですが、愛は死ぬほど強い!ともかく命拾いしたのですから裸一貫で頑張ってください。Happy Valentine!