無人銀行が間もなく普及

ロボット、スマートATM、セルフ窓口端末(VTM)、外貨両替機などのスマート設備がずらりと並ぶ。顔認証、生体認証、音声認証などの人工知能(AI)技術による利用客の身元確認、設備のスマート連動を実現する。近い未来、銀行で預金を引き出す際に、顔認証の他に「指静脈認証」を受けなければならない。

VTMは「無人銀行」の各種の先端技術・スマート化サービスの主な媒体であり、利用客の主な操作の場でもある。だがこれは単なるセルフ端末ではなく、行員の遠隔操作を通じたテレビ・音声通信プラットフォームだ。VTMの設置により窓口の負担を最大限に分散し、キャッシュ以外の業務のほぼすべてをVTMで行えるようになり、忙しい時間帯の待ち時間を減らせるようになる。また裏方のサービスは本店に統一管理され、24時間の受付能力を提供し、利用客の利便性をさらに高める。