現代の若者の「延命」のための合言葉は、「朝がCで夜はA」

人民網日本語版

最近、「朝がCで夜はA」というフレーズが、ネットで人気検索ワードとなっている。「朝がCで夜はA」というフレーズはもともとはスキンケアにおける最高の組み合わせという意味で使われてきた。つまり、朝はビタミンC入りの製品を使用し、夜はビタミンA入りの製品を使用することで、スキンケア効果が最大に発揮されるというものだ。しかし現在では、ネットユーザーたちによって、「朝はコーヒー(Coffee)で目覚め、夜はアルコール(Alcohol)で眠る」というユニークな解釈が加えられるようになっている。そしてこれを見た若者たちの多くが、「まさにその通り!」と同意する声をあげている。そして美味しいお酒とコーヒーはたちまちネットユーザーの間で現代の若者にとっての「延命グッズ」ともてはやされるようになっている。中国放送網が伝えた。

ショッピングサイト・天猫の新生活研究所の統計データを見てみると、若者たちはすでに以前から、「朝がCで夜はA」のライフスタイルをスタートさせていたことがわかる。過去半年間で、3600万人以上のユーザーが、同サイトで酒とコーヒーを購入しており、そのうち女性消費者は7割を占め、男性を上回っていた。

「朝がCで夜はA」という若者の消費ニーズが、現在新たなビジネスチャンスを生み出している。天猫新生活研究所は、「クラフトビールブランドを始めとする新ジャンルのアルコール飲料は、天猫モールにおいて、新しいタイプのティードリンクやコーヒーに続く新たな消費市場を形成している。2020年以降、天猫におけるクラフトビールの販売増加率は20%以上を維持しており、とくにクラフトビールの中でもフルーティな味わいのビールの増加スピードが40%を上回っており、ビール業界において「独り勝ち」状態になっている。