人民網日本語版
「深夜に、魚やエビ、豚肉に牛肉、羊肉を目の前にしていたら、どんどんお腹が減ってきた」という投稿を数日前にしたのは、四川省南充市でPCR検査員として働く22歳の侯英さん。彼女は手の中にある検体サンプルリストを眺めて、こう呟いた。冷凍の豚足に、冷凍の豚の肘肉、鶏の足、豚の舌、クルマエビなど、リストに並ぶ検体を眺めれば眺めるほど、お腹が空き、思わず微信(WeChat)のソーシャル機能「朋友圏(モーメンツ)」に投稿した。投稿を見たネットユーザーからは、「君のPCR検査リストは、火鍋店のメニューに引けを取らないね」といったコメントが寄せられた。華西都市報が伝えた。
侯英さんは、成都医学院医学検査験証技術科を卒業後、毎晩明け方まで検査業務に励んでおり、仕事の中に楽しみを見出そうとしている。彼女は、「生まれてから22年で、社会的な責任を担っていることを今回初めて実感した。与えられた任務をしっかりと全うしなければと思っている」と話した。