中国科学院チームが新疆ジュンガル盆地で世界最大の恐竜足跡化石を発見

人民網日本語版

牛氏亜州足跡と踵骨の足跡化石及びこの足跡化石を残したと思われる恐竜の生態復元図(資料提供・汪筱林チーム)。

中国科学院古脊椎動物・古人類研究所の汪筱林氏が率いるチームが新疆維吾爾(ウイグル)自治区準噶爾(ジュンガル)盆地で新たに発見した獣脚類の恐竜の足跡から、最新の研究成果を得た。今回新たに発見されたのは大型と中型の2種類の恐竜の足跡で、いずれもアジアエリアの恐竜足跡化石に属し、そのうち大型の足跡は新種の「牛氏亜州足跡」とされており、現在までに世界各地で発見されたアジアエリアの恐竜足跡化石のうち世界最大規模であることが判明している。中国新聞網が報じた。