中国国内 感染のピーク過ぎた=国家衛健委

CRI NEWS

 国家衛生健康委員会の米鋒報道官は12日、国務院による新型コロナウイルス合同予防抑制メカニズムの記者会見で、「全体からみれば、中国国内では今回の感染ピークが過ぎた。新たに確認される感染例が持続的に減少し、感染の程度は低いレベルにある。今後も患者の治療を第一とし、油断せず、弛まず、各種予防抑制活動を断固実施していく」と明らかにしました。

 世界保健機関(WHO)が、今回の感染症はパンデミック(世界的な大流行)に当たるという認識を示したことを受け、米報道官は「世界での広がりに対し、中国は注意深く見守っており、各国の予防抑制活動に対し、身につまされる思いだ。今後も引き続き公開・透明の原則に則って、世界の公衆衛生上の安全保障と人々の健康に責任を持ち、WHOや関連諸国・地域と効果的な協力を行い、世界での感染拡大防止に中国なりの貢献をしていく」と示しました。