福建郷土料理の閩菜(ミンサイ)は「新鮮」、「薄い」、「清い」が特色、味付けを控えて食材自体の味を活かした料理です。閩菜(ミンサイ)で扱う食材は多種多様ですが中でも香螺(シャンロー)が絶品!福建省の閩菜(ミンサイ)の味付けは、中華料理のイメージを根底から覆すほど薄味!で、最高に美味!
香螺(シャンロー)はサザエの一種です。ともかくも美味しい。形だけ見れば、中国でよく食べられるタニシの大きなヤツ。。。ただし味は全く違います。サザエにある砂っぽさも少なく、生臭さもありません。香螺(シャンロー)は栄養価も高く、タンパク質やビタミンAm様々なミネラルも豊富。
閩菜(ミンサイ)の作りかた。香螺(シャンロー)を薄切りにして60度のお湯に数秒間さっと浸して、水分を切って紹酒に漬けます。同じぐらいの大きさに薄切りにした竹の子とキノコと一緒に、ネギ、味の素、白ごま、白醤油、だし、でんぷんを加えて火にかけてサッと炒めます。完成したばかりの香螺(シャンロー)薄切りは色も少し赤みがかったワイン色、赤とロゼの中間ぽく色も絶妙です。口当たりはサクサク感が絶妙。お味は美味そのもの、薄味好き日本人の皆様には是非是非オススメの絶品です。おいでませ、福州へ!