河南省の仏泉寺にある大仏は世界一と呼ぶ人が多く、その高さは208メートル、足元の蓮花座だけでも20メートルに達する。208メートルは70階建てのビルに相当し、周囲を圧倒する。この大仏は12億元を投じ、10年以上の歳月をかけて建てられた。
歴史的に河南省魯山上湯境内に位置する仏泉寺は、唐玄宗期に建てられ、唐宋に最盛期を迎えた。その後何度も興亡を繰り返し、何度も修理された。明の万暦年間、仏泉寺には僧衆200人余りがいた。
最近では中国の旅行・観光ブームもあって、参拝する観光客は増えており、“商売気”が増している。入場券は120元(約2千円)で、1回の仏脚を抱いたら50元(約850円)、入場料を加えると170元(約3千円)になり、家族4人で訪れると日本円にして1万円を超える。
こうした“大仏ビジネス”に対し、仏門の聖地なのに本来の姿を大きく変えてしまったと、仏門の清純さが乱れてしまっているようだと嘆く声が多い。
河南の仏泉寺には12億元かかって、10年以上かけて建てられた大仏があり、仏像の高さ208メートル、足元の蓮花座だけでも20メートルあるため、世界一の大仏と呼ぶ人が多い。
仏泉寺は河南省魯山上湯境内に位置し、唐玄宗期に建てられ、唐宋に最盛だった。その後何度も興亡を受け、何度も修理された。明の万暦年間、仏泉寺には僧衆200人余りがいた。
仏像の高さは約70階建のビルぐらいで、視覚的にも衝撃的です。観光客はます多くなり、商業の気配もます強くなってきた。入場券は120元(約2千円)、一回の仏脚を抱いたら50元(約850円)、入場料を加えると170元(約3千円)になる。
仏門の聖地なのに、本来の姿を大きく変えて、もとの仏門の清純さも乱れてしまっているようだ。