スターの脱税告発者の崔永元氏と脱税のトップ女優範氷氷(参考写真)
中国のトップ女優範氷氷(ファン・ビンビン)の9億元(135億円)にものぼる巨額脱税事件が発覚して以来、芸能界の脱税問題は終結したと思われ、多くのネットユーザーも忘れかけた頃、国税当局の突然の発表により、再び芸能界の脱税問題が大きな展開を遂げた。
1月23日、国税当局は突然「芸能界の脱税事件、第一段階が終了」とし「芸能界関係者が自主申告した未納税額は117.47億元に達し、2018年末までに115億元が自主納税された」と発表した。
今回、芸能界関係者が自主納税した額に範氷氷(ファン・ビンビン)の9億元を加えると、なんと124億元(1860億円)にものぼる。
国税当局は「自主申告の期間はこれで終了」としている。つまり、自主申告して納税すれば追徴課税と刑事罰を免除される救済措置の道はこれで閉ざされた。今後、国税当局は強制検査に入る。つまり、芸能関係者の脱税が発覚した場合、範氷氷(ファン・ビンビン)のように納税して謝罪すれば済むような訳にはいかないということだ。
国税当局が、どんな大魚を釣り上げるのか、注目が集まる。