特色のある喫茶店が人気になっている、コーヒーカップから笑顔の猫ちゃんが

    福建省廈門市鼓浪嶼娜雅カフェ店、「猫奴午後のコーヒー」

ここ数年、中国のあちこちで喫茶店が急速な発展を見せている。特に、特色喫茶店が若い人の中に人気が急上昇中だった。おいしいからではなく、楽しむためだというわけで人気喫茶店がこれほど流行しているのだ。

若い消費者がトレンドを追いかけ、自分のニーズや自分らしさをより重視、消費体験を強調し、個性を大切にする喫茶ブランドがより競争力をもつようになっている。消費者側の好奇心がブランド経営サイドの「思惑」にピタリとはまったという。

中国はお茶の文化が根付いている。街角には茶馆という中国茶を飲ませる店がある。都市部ではスターバックスなどの外国資本のカフェ(一家咖啡店)も目立つようになった。

しかし、ここ数年、注目を集めているのが、単にお茶やコーヒーを飲ませるだけでなく、個性的なインテリアやカップで、オリジナルなメニューを楽しむ喫茶店が増えている。こうした店は、インスタ映えもすることから、若い人たちが口コミで知り、訪れることも多いという。

一杯の特色コーヒーの値段は42元(約700円)。

娜雅咖啡