生活情報サイト・58同城の58英才招聘研究院がこのほど発表した「2018年第3四半期人材流動報告」にょると、同期には北京市が外食産業で働きたい人にとって最も注目する都市になるとともに、8284元(1元は約16.2円)の平均月収で外食産業従事者の「成功を夢見る聖地」になったことがわかる。
一線都市の外食産業は発達し大量の求人があることから、産業全体の人材流動を促した。同報告によれば、北京は外食産業で働きたい人が最も注目する一線都市だという。
同報告のデータによると、同期の外食産業企業の都市別求人数上位10都市には上から順に、北京、広州、上海、杭州、深セン、合肥、成都、南京、長沙、重慶が並び、北京、上海、広州の一線都市が上位を独占した。一線都市と沿海地域の都市だけでなく、合肥、成都、長沙、重慶といった中部・西部都市の求人も多く、「人材争奪戦」が始まって人材がこうした都市に流れ込むようになると、現地の外食産業はさらに旺盛になり、求人もさらに増加した。
賃金においては、外食産業の求職者が期待する賃金(月収)は4千〜7千元で、北京の求職者は6586元と高く、以下、上海の6508元、杭州の6127元、深センの5857元、広州の5359元が続いた。グルメの情熱を受けて、北京では期待値以上の賃金が支払われている。企業が実際に支給する賃金の平均上位10都市においては、北京が8284元で首位に立ち、次が上海の8269元で、以下、杭州の8160元、広州の7883元、深センの7206元が続き、どの都市も実際の支給額が期待する金額を大幅に上回った。