ファーウェイがGlobal Peter Drucker Forumと提携し、欧州の中小企業を支援

【ウィーン2023年12月5日PR Newswire】ファーウェイ(Huawei、華為技術)は、12月1日に閉幕した第15回Global Peter Drucker Forum(グローバル・ピーター・ドラッカー・フォーラム)に参加し、そこで同社は初めて欧州のスタートアップ企業向けのサイドワークショップを開催しました。このトレーニングブートキャンプは、2025年までに世界で1万社のスタートアップ企業を育成し、2027年までに欧州で1000社のスタートアップ企業を育成するというファーウェイの公約の一環として行われました。

Global Peter Drucker Forumは、1909年にウィーンで生まれたビジネスの第一人者、故ピーター・ドラッカー(Peter Drucker)氏の経営哲学を讃える国際会議です。毎年、世界のビジネスリーダーや学者が集まり、ベストマネジメントプラクティスについて話し合います。今年のテーマは「Creative Resilience – Leading in an age of discontinuity(レジリエンスの創造-断絶時代をリードする」でした。


Huawei's Radoslaw Kedzia (right and also top screen) speaking at the Global Peter Drucker Forum

ファーウェイ欧州地域担当シニアバイスプレジデントのRadoslaw Kedzia氏はメインイベントで講演し「Huawei Cloud AI Panguモデルのような技術革新、刻々と変化する環境に適応する経営の進化、さらに中小企業を含むパートナーシップの構築が、レジリエンスを見つけ出し、混乱から立ち直るための重要なステップであると信じています」と述べました。

ファーウェイとGlobal Peter Drucker Forumは、ウィーンおよび欧州から約20社の中小企業を招待し、実践的なビジネストレーニングを提供するとともに、ネットワークを築き、トップのビジネスプラクティショナーから学ぶ貴重な機会も提供しました。このサイドワークショップでは、適切な人材の採用と製品の売り込みについて実践的なスキルに関するインタラクティブなマスタークラスが開催されました。講師には、Greyhound CapitalのパートナーであるCarla Arellano氏と、Worcester Polytechnic Instituteの特別常駐エグゼクティブであるCurt Carlson教授が名を連ねました。

参加者はまた、ファーウェイが中小企業の成長加速にどのように貢献しているかについても学びました。ファーウェイ・クラウド・グローバル・マーケティングおよびセールス・サービスのグローバル産業開発ディレクターであるZhuang Fen氏は「当社の専用技術サポート、共同マーケティング、クラウドサービスにより、スタートアップ企業がグローバルな潜在能力を発揮できるように支援します。スタートアップ企業は、カスタマイズされたクラウドクレジットや、当社の広大なグローバルネットワークとエコシステムへのアクセスからも恩恵を受け、競争の激しい市場での成功を促進します」と述べました。ファーウェイの他の講演者は、イタリアとアイルランドでのAcceleration4ChangeInternational Startup Scale Upプログラムについて言及しました。

ワークショップには、以前にファーウェイとの協力で恩恵を受けた若いテクノロジー企業の経営者も出席しました。Blue TensorのJonni Malacarne最高経営責任者(CEO)は「私たちのコラボレーションは、オンプレミスのプラットフォームを、スケーラビリティー、セキュリティー、効率性を特徴とするファーウェイのクラウドに移行するための作業です」と述べています。同社は、AIベースのフレームワークと、すぐに使える製品であるコンピュータービジョン/予測分析用のEyerusおよび文書管理用のLinguanalysisを提供しています。

Global Peter Drucker ForumのWolfgang Lassl最高戦略責任者は、ファーウェイのワークショップに謝意を表しました。「これは、私たちは起業家精神にあふれた社会を必要とし、中小企業はその原動力である、とのピーター・ドラッカー氏と私たちのビジョンに完全一致しています。彼らはイノベーションを起こし、資源の富と生産的な利用の基礎を築きます。彼らのクリエーティビティーは、私たちがよりレジリエンスを高めるのに役立ちます」

Global Peter Drucker Forumの前に、中小企業はUNIDO(国連工業開発機関)を訪問し、AIM-Global(Global Alliance on AI for Industry & Manufacturing)や、その他のデジタル化のイニシアチブについて学ぶ機会がありました。