- ロンドン警視庁によると、外国からの脅威はもはや非常に深刻で、スタッフや一般市民への危険を軽減することはできないという。
- イラン国際テレビチャンネルは、ワシントンDCの放送局から24時間放送を行うことにした。
- 放送は継続されており、サービスの中断はない
ロンドン, 2023年2月20日 /PRNewswire/ -- 国家を後ろ盾にしたイランからの脅迫が著しく深刻化し、ロンドン警視庁からの助言もあって、イラン国際テレビチャンネルはロンドンの放送局をやむなく閉鎖し、ワシントンDCから放送を行ようにした。同チャンネルは、今後、ワシントンDCから途切れることなく放送を続ける。
脅威は、このチャンネルのスタッフ、チジック・ビジネス・パークで働く他の人々、そして一般の人々を守ることがもはや不可能と思われるまでに拡大した。
イラン国際テレビチャンネルの統括責任者、マホメッド・エナヤット(Mahmood Enayat)氏は次のように述べている。
「こんなことになるなんて、信じられない。外国の国家が英国内で英国民に重大な脅威を与えた結果、私たちは移動しなければならなくなりました。はっきり言って、これは私たちのテレビ局だけでなく、イギリス国民全体への脅威なのです。さらに言えば、これは英国が常に大切にしてきた主権、安全保障、言論の自由という価値観に対する攻撃です。
イラン国際テレビチャンネルのジャーナリストは、イランと国外に住む8500万人のイラン人に、彼らが望む、独立した検閲のないニュースを届けるために日夜努力を続けています。
私たちは、沈黙を拒否します。これからも放送を続けていきます。
私たちは決してあきらめません」
編集者への注記
- この決定は、イラン国際放送を狙ったイラン政府とその代理人からの数か月に及ぶ脅迫容疑の後に行われた。
- 2022年11月、ロンドン警視庁はイラン国際テレビチャンネルのジャーナリストに命の危険が差し迫り、脅威は確実に存在すると警告した。
- チジックにあるイラン国際テレビチャンネルの本部は、その後、要塞化され、武装警備員が配置された。
- 2023年2月13日(月)、本部へのその監視に関連して、一人の男がテロ犯罪で起訴され、その後勾留されている。
イラン国際テレビチャンネルについて
- ロンドンに拠点を置くイラン国際テレビチャンネルは、24時間365日放送の独立系ニュースチャンネルで、イランおよび国外でくらすイラン人3000万人を超える視聴者にサービスを提供している。
- イラン国際テレビチャンネルは、イランにおける公平で検閲のないニュースと分析を提供する、信頼と尊敬を集める放送局である。