Chromaが次世代高性能パワーICテストプラットフォームを発表

【桃園(台湾)2022年11月7日PR Newswire】Chroma ATE Inc.は、2022年10月21日、次世代のChroma 3650-S2高性能パワーICテストプラットフォームを発表し、台湾の60社以上の半導体企業および高機能半導体業界からの200人近い参加者が集いました。

発表会での次世代Chroma 3650のライブデモは、高機能半導体業界の多くの専門家の注目を集めた
発表会での次世代Chroma 3650のライブデモは、高機能半導体業界の多くの専門家の注目を集めた

電力変換、バッテリー、パワーマネージメントIC(PMIC)など半導体テクノロジーの急速な進歩は、電気自動車(EV)産業の加速だけでなく、さらなる高出力への転換をより効率的なものとするソリューションの開発も可能にしました。

さまざまな電子機器への電源供給から携帯機器のバッテリー充電・管理までの分野で、パワーICは人工知能(AI)やクラウド経済と同様に21世紀の人類の生活に密接に関わっています。高速デジタル半導体の速やかな発展に伴い、パワーICの開発とテストにこれまで以上に関心を払うことが、業界関係者の利益につながります。

Chromaの半導体事業部門のGeorge Changゼネラルマネジャーは、本日発売のChroma 3650-S2は、Chromaの優れた電力測定機能を受け継ぎ、最大768のデジタルI/Oとアナログピンを備え、1チャンネル当たり3000Vあるいは160Aの最大電力供給能力を持っていると発表しました。デジタルソリューションでの10年以上の経験に基づいて開発されたChroma 3650-S2は、最大768ピン、200Mbpsのデータレート、300psのエッジ配置精度(EPA)などの能力を備えています。

また、今日の高電圧、高電流、複雑なデジタル制御パワーICの要求にも対応し、パワーICのハイエンドなデジタルとアナログの要求も考慮しています。

3650-S2は、リチウム電池管理システム(BMS)IC、パワーマネージメントIC(PMIC)、およびGaN、SiC関連パワーICに最適です。

半導体テスト業界で20年以上の経験を持ち、世界中で3000ユニット以上の設置実績があるChromaの半導体テスト製品ラインには、コストパフォーマンスに優れた3380シリーズと、高密度・高速デジタル機能を搭載した3680シリーズがあります。

3650-S2を新たに加えることにより、Chromaはより幅広い製品ラインで半導体テスト要求に応えることができます。

(日本語リリース:クライアント提供)

Chromaの新製品発表会に高機能半導体業界から200人近くが参加
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