ファーウェイが金融業界の安定した取引を保護するSOCCソリューションを発表

【シンガポール2022年7月26日PR Newswire】このほど開催されたファーウェイインテリジェント金融サミット2022(Huawei Intelligent Finance Summit 2022)でファーウェイ(Huawei、華為技術)は、業界初のStorage-Optical Connection Coordination(SOCC)ソリューションをリリースした。このソリューションは、ストレージデバイスと光伝送製品の利点を活用し、ネットワークジッターに起因する金融取引の失敗を防止し、安定した信頼性の高い金融取引を保証するものだ。

ファーウェイのグローバルデジタル金融マーケティング&ソリューションセールス担当プレジデントのMargaret Hu博士がSOCCソリューションを発表
ファーウェイのグローバルデジタル金融マーケティング&ソリューションセールス担当プレジデントのMargaret Hu博士がSOCCソリューションを発表

トランザクションリンクのレイテンシーは、顧客体験に直接影響を及ぼす。このため、金融規制当局には、トランザクションリンクのレイテンシーと取引成功率について厳しい要求がある。

ネットワークジッターが金融取引に与える影響を軽減するため、ファーウェイのSOCCソリューションは、業界をリードする金融DCI光伝送装置OptiXtrans DC908とオールフラッシュストレージOceanStor Doradoの間のSOCCチャンネルを通じて直接のハンドシェークを可能にする。このソリューションでは、光ネットワークがリンク障害の検出に使用される。リンクのジッターがしきい値を超えると、OptiXtrans DC908はOceanStor Doradoに2秒以内(従来の120秒から短縮)にI/Oチャンネルを切り替えるよう通知し、金融取引の除外期間を大幅に短縮し、確実に金融取引の失敗をゼロにする。

さらに、ファーウェイのSOCCソリューションは、光リンクの切り替え時間を50ミリ秒から5ミリ秒に最適化し、ネットワーク障害によるデジタル金融サービスのフレームフリーズを大幅に削減する。革新的なSOCC技術により、ファーウェイはストレージI/Oリンクと光リンクの側面から保護性能を最適化し、それにより一段と高いネットワーク信頼性を確保している。

ファーウェイのSOCCソリューションは、リンク切り替えによるサービス損失を解決し、安定した金融取引を保証するために金融業界向けに設計されている。革新的な技術と能力でリードするファーウェイは、今後も金融業界向けに優れた製品とソリューションを作り上げ、環境に配慮した、デジタルで、スマートな金融を実現していく。

▽ファーウェイ インテリジェント金融サミット(Huawei Intelligent Finance Summit )について

ファーウェイインテリジェント金融サミット(HiFS)は、世界の金融業界を対象としたファーウェイの年次フラッグシップイベントだ。HiFS 2022は7月20日から22日までシンガポールで開催された。「Shaping Smarter, Greener Finance(よりスマートでグリーンな金融の形成)」をテーマとするHiFS 2022は、世界の金融業界における有力者、KOL、学術専門家、革新的な実務家を集め、金融業界の将来的な発展の傾向を踏まえ、環境に配慮したファイナンスとデジタルファイナンスをいかに形成するかを議論した。詳細な情報は、https://e.huawei.com/en/special_topic/Industry/finance/2022-finance-summit を参照。

ソース:Huawei