S&Pグローバル・レーティングの最新レポート

復星国際は、柔軟な資金運用により債務償還を管理する十分なリソースを有する

【香港2022年7月6日PR Newswire】復星国際有限公司 (香港証券取引所証券コード: 00656、以下「復星国際」) は、S&Pグローバル・レーティングが6月23日に発行した最新のレポートによると、復星国際は、柔軟な資金運用と安定した金融機関との関係により今後6~12カ月に予定されている債務の償還を履行する十分なリソースがあると発表した。

2021年版年次報告書によると、復星国際の財務実績は極めて健全で、2021年末時点で、総資本に対する総負債比率は53.8%に低下し、負債コストの平均は4.6%と歴史的低水準となり、現金及び預金残高は967億8000万人民元に達したとしている。 現金と負債の管理に関し、復星国際は負債満期の積極的な管理と負債構造の継続的な最適化の原則を堅持し、多様な資金調達ルートと市場で広く認められた資金調達能力を築いている。復星グループおよび子会社は、世界中の100以上の外資系および中国国内の銀行と提携し、多くの国際銀行および中国の銀行と戦略的協力協定を締結している。株式市場の変動に直面しても、多様な資金調達手段をフルに活用し、安定した流動性を維持している。

S&Pグローバル・レーディングは、オンショアおよびオフショア市場における高利回り民間企業(POE)発行体に対する現在投資家の意欲が低調であると指摘した。また、6 月 22 日、復星国際が今年満期のオフショア債券(総額約 8 億米ドル)の買戻しを申し出たことは、最近の市場の懸念を軽減させようとする努力を反映したものだとみている。 S&Pグローバル・レーティング は、復星国際が担保付債務や銀行借入などにより債務返済を行うことが可能であり、満期を迎える債務を効果的に管理できると考えている。 さらに、オフショア・オンショアの銀行融資が今年増加し、会社と銀行の業務関係は良好で、影響を受けることはないと予想している。 また、復星国際がグローバルに展開する事業規模と多様な投資ポートフォリオを持ち、投資と売却のバランスをとる能力があるとし、資金回収に柔軟性があるという見方を示した。

6月8日、S&Pグローバル・レーディングは、復星国際のアウトルックを「安定的」とし、長期発行体格付を「BB」、担保付シニア無担保債務に対する発行体格付けを「BB」に据え置くという報告書を発表した。近頃の変動する市場環境の中、S&Pグローバル・レーディングは、復星国際の債務管理への取り組みと内部成長戦略を評価し、信用格付けをBB(安定的)に据え置いた。

復星国際は、、「ヘルス、ハピネス、ウエルネス、スマート・マニュファクチャリング」の4つの事業分野で、「世界中の家族の生活をより幸せにする」という使命を堅持し、グローバルな事業展開と投資能力をもち、確固たる技術力とイノベーション能力を蓄積している中国では数少ない企業である。度重なるコロナウィルス感染症の発生や外部環境の課題など多くの不確実性要因の中、復星国際は安定したレバレッジ比率、多通貨債務と安定した債務期間による高いリスク許容度を維持し、健全な財務状態を保っている。今後、復星国際は多様な事業ポートフォリオ、グローバルな資産展開、「深化した産業運営+産業投資」というデュアル駆動戦略によって、市場リスクから身を守り、厳格な財務・資本管理システムを維持し、資本基盤をさらに強化し、世界市場の変動と変化の中でチャンスを見出し、成長と発展のために着実に前進していくとしている。

復星国際について

1992年に設立された復星国際は、「ヘルス」、「ハピネス」、「ウエルネス」、「スマートマニュファクチャリング」の各分野で、世界中のファミリー顧客に高品質の製品とサービスを提供するイノベーション型家庭消費産業グループである。2007年に香港証券取引所メインボード(証券コード:00656.HK)に上場した。2021年の総収入は1613億人民元、総資産は8064億元となった。2022年、フォーブス社の「グローバル2000」で589位にランクインし、MSCI ESG評価はAAとなっている。

(日本語リリース:クライアント提供)