人民網日本語版
6月11日、病棟で患者に薬を届けるロボット(撮影・殷立勤)。
上海市第一人民病院5G規格発熱外来の運用がこのほどスタートした。同院は、他に先駆け、5Gを活用した医療看護ロボット「Air Face」を導入した。このロボットを利用することで、5G技術を用いた遠隔病室巡回や遠隔診察が可能となり、多方面によるコネクションを実現し、院区を超えた複数の専門科の医師による診察が行えるようになった。中国新聞網が伝えた。
この発熱外来では、「Air Face」のほかにも、複数のロボットが活躍している。例えば、5Gクラウド・スマート運送ロボットは、病棟内で、薬や食事を配送する役目を担っている。消毒ロボットは、スケジュールに基づいた自主的な廊下清掃や清掃作業の指示、自主的な障害回避、自動充電などの機能を備えており、24時間継続して清掃任務にあたることができる。