「江口沈銀」第3期発掘調査 国内初の「世子金印」が出土 四川省

人民網日本語版

四川省彭山江口明末古戦場遺跡第3期考古発掘成果に関する記者会見が29日、開催され、最新の発掘成果が公表された。今回の発掘による出土品は、重要文化財2千点を含む計1万点あまりに上った。その中でも特に重要な出土品は、1枚が4つに割れた、重さ約8キログラム、金含有量95%の金印で、印台は四角形、印章のつまみは亀の形をしており、印面には「蜀世子宝」の四文字が刻まれている。「蜀世子宝」は、国内で初めて見つかった実物の世子金宝で、今のところ唯一の1枚となっている。人民網が伝えた。