CRI NEWS
世界知的所有権機関(WIPO)は7日コミュニケを発表し、2019年の WIPO特許協力条約(PCT)への出願数について、中国が米国を上回り、世界最多となったことを明らかにしました。
コミュニケによりますと、2019年、中国の PCTへの特許出願件数は、米国の出願件数5万7840件を超え、5万8990件で、PCTの最大のユーザになりました。これについて、ダレン・タン事務局長は、「1999年時点で中国からの特許出願件数は276件だったが、2019年では5万8990件に急増し、20年間で200倍もの伸びを見せた」と示しました。またこの中で、華為(ファーウェイ)は出願件数が4411件で、企業出願件数のトップの座三連覇を実現したということです。
また、WIPOを通じて、国際特許出願を申し込んだ件数においても、中国が1位でした。アジアからの出願件数はPCT全体の出願数の半分以上を占めており、イノベーションの地理的配置の東側への移動が目立っているということです。