【写真特集】映画「アバター」の山のモデルも 新旧織りなす中国湖南省の旅――写真家・倉谷清文(一)

中国四大書院の一つ岳麓書院の大門。左右に「惟楚有材」「於斯為盛」(楚は優秀な人材がいたから栄えてきた)の対聯が掲げられている。紀元前にはこの辺りは楚の国であった。その言葉どおりここからも多くの著名人を輩出している。岳麓書院にて(2019年8月撮影)

孔子が祀られた大成殿。この日も多くの学生、観光客が訪れていた。書院2万1千平方メートルの敷地内には大門、講堂、御書楼、教学斎などの建物が並ぶ。岳麓書院にて(2019年8月撮影)

青年の頃、毛沢東が居住していた部屋が書院の半学斎に残されている。岳麓書院にて(2019年8月撮影)

はっきりとした墨文字が残る竹簡。ここでは展示だけではなく、出土品の研究も行われている国内でも有数の博物館である。 長沙簡牘博物館にて(2019年8月撮影)

竹簡の製作の様子が展示されている。現在使われている書にまつわる漢字「編集」「名刺」などが、竹簡、木簡製作の様子から読み取ることが出来る。 長沙簡牘博物館にて(2019年8月撮影)

長沙郊外の110万平方キロメートルのエリアに8つの博物館、5つの芸能センター、3つの高級ホテル、20軒の民宿旅館、その他5D映画館や文化的アトラクションなどを備えた巨大タウンを築き上げた。 銅官窯古鎮にて(2019年8月撮影)

唐王朝時代を再現したという町。宿泊、食事、ショッピング、レジャーに止まらず、歴史的な教養を得る場としての要素も考えられている。 銅官窯古鎮にて(2019年8月撮影)