世の中には間違った仮説があります。男は例外なく全員悪い、浮気癖が治らないから。。。悪いのは男だけ?浮気は一人ではできません。男が浮気をする相手は女、ということは男も女も全員悪い・・・
中国の著名な性学者、潘綏銘先生の調査によると、男女を問わず浮気の割合が上昇しているのが現状のようです。夫の場合3人に1人、妻の場合は7.5人に1人が浮気をしています。女性が浮気をすると隠しそうとします。男の場合、浮気でまず考えるのは「もし妻に見つかったら、どうやって取り繕うか、出鱈目でもなんでも、どうやって女房の機嫌をとるか……」ということ。女性の場合「もし夫に見つかったら、離婚した後に自分がどうやって生活するのか、浮気の相手は自分の生活を面倒見てくれるのか……」と考えるようです。
女性の浮気原因は、まず夫の情熱が衰えた、自分の愛情と欲求を無視された、と考えること。ということは、夫は自分の手で浮気の原因をつくってしまっているのですが、妻は無視された仕返しとして浮気をすることになります。さらに、夫の浮気を見つけた妻は、浮気の仕返しとして浮気をすることになります。
浮気はすでに社会現象、広まっています。男と女の違いは、女性が浮気をすると、身も心も一つになってしまいがち、つい浮気が本気になってしまいがちで、家庭をあきらめてしまって、浮気相手と一緒になる傾向も強いのではないでしょうか。
潘綏銘先生によると、女性の7割が浮気相手に恋をしているに対し、男性は3割にとどまっています。女性にとって浮気の目的、それはパートナーの交換といえるとのことです。
また潘先生によると、1回目の結婚で浮気をしたことのある人は、2回目の結婚で浮気をしてしまう可能性は3倍に跳ね上がり、1回目の結婚で浮気されたことがある人は、2回目の結婚で新しいパートナーに浮気される可能性は2倍になるとのことです。性学者の研究ネタはつきそうにありません。