春節・闘牛士“酔っ払い運牛”で落命

2月7日春節の三日目、

貴州省剣河県の久仰鎮一村で、新春恒例の伝統行事、闘牛が開催されました。(中国の闘牛も牛と牛を闘わせるタイプ。日本でも高知や奄美で行われているのと同じです。スペインやメキシコのような牛と人の闘いではありません。)

さて、久仰鎮一村の闘牛も村人が闘牛士になって、牛と牛を闘わせます。村人にとっても自分が闘牛士になって自分の牛が勝つことはたいへん栄誉なことです。そこで村人の一人は名案を思いつきました。自分の牛の士気を高めるために酒を飲ませました。牛も酒が美味しかったのかガブガブ飲みすぎ、そのまま闘牛場に入場しました。クルマの場合、運転手が酒を飲むと、酔っ払い運転になりますが、この場合、クルマ自体が酔っ払い運転、村人の闘牛士といえば、まさに“酔っぱらい”クルマに乗った運転手のようなもの。

闘牛場に入った酔っ払い牛は、歓声に興奮したのか、自分の主人目掛けて突っ込んでしまいました。士気が高まり過ぎて闘う相手もわからない程の酩酊状態だったようです。村人はダンプカーに正面衝突されたようなもの、さらに悪いことにこのダンプは巨大な角付きです。闘牛場の端まで飛ばされた村人は命を落としてしまいました。スペインの闘牛士であれば名誉の戦死かもしれませんが、事情を知った村人たちはあまり悲しまなかったようです。ともかく、酔っ払い運転はやめましょう。ろくなことにはなりません。そういえば日本では今でも馬は軽車両(クルマ)扱いだと聞きました。クルマに酒を飲ませるのもやめた方がいいと思います。乗るなら飲むな・乗るなら飲ませるな!