中国の全国観光資源計画開発品質評定委員会による、山西省臨汾市洪洞県大槐樹尋根祭祖園景勝地など9ヶ所の景勝地が新たに国家5A級景勝地に指定され、11ヶ所の4A級景勝地は指定解除されると発表した。
このほど開催された「5A級景勝地新規指定記念式典」において、中国の観光業は数年前から著しい発展すう勢を示しており、観光業の柱である景勝地の数は増加の一途を辿り、その品質も着実に向上している。投資額も急増し、景勝地に内包される文化もいっそう充実しつつある。資源の保護利用の強化、観光消費の牽引、就職の促進、地域経済発展のけん引など様々な分野において、目を見張るような実績を上げてきた。
2017年末の時点で、全国に分布するA級景勝地は1万806ヶ所、うち5A級景勝地は250ヶ所に上り、4A級景勝地は3272ヶ所に達した。A級景勝地は、全国各地の様々な質の高い資源を網羅しており、観光業発展のための核心要素の一つであり、すでに中国逸品観光商品の模範ともなっている。5A級景勝地は、より多くの国民から広く認知され、市場の奥行の広さを誰もが認める最高の広告塔となる。
新たに5A級景勝地に認定されたのは、山西省臨汾市洪洞県の大槐樹尋根祭祖園景勝地、内蒙古(内モンゴル)自治区赤峰市の阿斯哈図石陣景勝地、浙江省寧波市の天一閣・月湖景勝地、江西省南昌市の滕王閣景勝地、湖北省咸寧市の三国赤壁古戦場景勝地、広東省恵州市の恵州西湖景勝地、広西壮(チワン)族自治区崇左市の徳天跨国瀑布景勝地、貴州省銅仁市の梵浄山景勝地、陝西省西安市の城壁・碑林歴史文化景勝地の9ヶ所。