オーストラリアと日本の小売テクノロジー企業間の日本市場参入を目的とした提携契約。YYソリューションズは、Last Yard社の最先端のシェルフエッジ(棚端)ソリューションプラットフォームを日本の小売業者に販売し、アフターサポートを含む導入支援、コンサルティング、トレーニングサービスを提供。デジタルイノベーションに焦点を当て、ショッピング体験の向上を推進。
【パース(オーストラリア)、東京2024年4月16日PR Newswire】Last Yard社は16日、日本の小売・スーパーマーケット業界のシェルフエッジ(棚端)でイノベーションを推進するため、日本の小売テクノロジーコンサルティング会社であるYYソリューションズ株式会社(YY Solutions)と提携したことを発表しました。
オーストラリアのパースに本拠を置くLast Yard社は、世界のベストプラクティスと業界のシェルフエッジのサイネージとラベル、およびオムニチャンネルデジタルソリューションを店舗とオンラインで幅広い小売業者に提供しています。同社の長期顧客には、オーストラリア最大のスーパーマーケットチェーンであり、同国最大の単一雇用主であるWoolworthsとの20年にわたる関係が含まれます。
2000年に設立されたLast Yard社は、購入検討時に小売顧客を引きつけ、購入意欲を高め定期顧客に変えるための最高のソフトウエアソリューションを提供しています。棚札やPOPなど印刷物を利用した従来の「シェルフエッジ」の効率運用のノウハウを生かして、現在は業界の最先端に位置する電子棚札(Electronic Shelf Labels、ESL)、デジタルシェルフエッジ(Digital Shelf Edge、DSE)、小売メディア、モバイル、サイネージなどの新しいチャンネルの導入を促進します。また小売業者が買い物客と店員の実店舗およびオンラインでの体験を向上できるよう支援します。
東京目黒を拠点とするYYソリューションズ株式会社は、小売業者向けのソリューション販売、アフターサポートを含む導入支援、コンサルティング、トレーニングサービスなどを提供します。Last Yard社の提供するプラットフォームを利用することで、小売業者が利用する基幹システムや様々な関連システムと連携し、ビジネスルールに基づいた統一性があり正確な情報を、既存の印刷物・オペレーション含め、デジタルデバイス、オンライン環境へ発信する事を可能にします。結果的に日本の小売業者が実店舗・オンラインのDXを推進する中で、よりスピード感を持って、リスクを軽減し、多数のリテール企業との協業によって開発された機能を利用する事が可能になります。ハードウェア企業も多数参入するリテール向けDX領域において、特定のハードウェアベンダーに依存する事なく、より良い顧客体験を提供するための施策を小売業者の皆様と、パートナーシップを通して提供します。
昨年にLast Yard社とYYソリューションズ社の経営陣の間で行われた最初の会合や、2024年1月にニューヨークで開催されたNRF Big Retail Showイベントでの会合を経て、YYソリューションズ社との提携は、Last Yard社の世界展開の一環として、両組織とそれぞれの顧客ベースにとって理想的であるという結論に達しました。
Last YardのPieter Reedeグローバルセールス担当バイスプレジデントは次のように述べました。「Last Yardには、オーストラリアで顧客のために、そして顧客とともに、実店舗およびオンラインのイノベーションを推進してきた長く実績のある歴史があり、これらの顧客にはオーストラリアで最も有名なスーパーマーケット、薬局、酒類、家庭用品、および家電製品のチェーンが含まれます。この豊富な経験を活かし、Last Yardプラットフォームを世界展開するために新しいパートナー企業を積極的に模索しています。YYソリューションズ社は、日本市場におけるこのようなパートナーシップの好例です。この業界で協力するのにふさわしい、信頼できる、同様に革新的なパートナーです。私たちは、弊社の進化の過程においてこの重要な一歩を踏み出すことを嬉しく思います。弊社は、YYソリューションズ社およびアマゾンウェブサービス(Amazon Web Services、AWS)社、NCR社、VusionGroup社、Pricer社、Hanshow社などの関連する主要なエコシステム パートナーと緊密に連携し、さらに革新的で顧客に有益なシェルフエッジおよび電子・デジタル店内ソリューションを日本の小売顧客に提供し、買い物客がより正確な情報に基づいた意思決定を行えるよう支援していきたいと考えています。弊社は、テクノロジーパートナーシップにおいてVusionGroup社と緊密に連携しています。私たちはYYソリューションズ社と協力して、同社が市場へさらなる革新をもたらすことを楽しみにしています」
YYソリューションズ株式会社の吉村賢一代表取締役は、Last Yard社との提携の価値を次のように強調しています。「プロモーションとコンテンツを管理するハードウエアベンダーに依存しないソリューションは、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する日本の小売業者のニーズに完全に一致します。これにより、日本の小売業者は顧客体験を向上させ、新たな成長の機会を創り出せると考えます。」
VusionGroup社のアジア太平洋チャンネルセールス担当ディレクターであるJoel Gay氏は「Last Yard社とYYソリューションズ社の協業について聞き、うれしく思います。VusionGroupは、協力することで、ESLとデジタルシェルフエッジ(DSE)システムの拡大、ならびにVusionGroupが開発し日本の小売市場で提供するデジタルソリューションに資することになると期待しています」と述べました。
▽ Last Yardについて
2000年に設立された Last Yardは、購入時点で小売顧客を引きつけ、顧客に変えるための最高のソフトウエアを提供しています。印刷されたチケットの従来の「シェルフエッジ」の伝統を生かして、当社は現在、電子棚札(ESL)、デジタルシェルフエッジ(DSE)、モバイル、スクリーンなどの新しいチャンネルに移行する業界の最前線にいます。Last Yardは、酒類、薬局、食料品店、専門店の4つの主要な小売部門に焦点を当てており、Woolworths、Big W、Sigma、JB Hi-Fi、Freedomほか多数の全国規模の大手企業ブランドと提携しています。
▽メディア問い合わせ先:
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