復星国際:2023年の総売上は人民元1982億元に達し、産業運営利益は20%増

香港、上海、2024年4月2日 /PRNewswire/ -- 復星国際有限公司(香港聯交所株券番号:00656、略称「復星国際」)及びその付属会社(総称「復星」或いは「グループ」)は本日、2023年12月31日まで(略称「報告期間」)の年間業績を公表した。

報告期間中に、グループの総売上は人民元1982億元となり、前年同期比8.6%増加した。産業運営利益は人民元49億元に達し、2022年の同統計基準で前年同期比20%増となった。親会社に帰属する純利益は人民元13.8億元となった。4大中核子会社である豫園株式、復星医薬、復星ポルトガル保険と復星旅游文化の総売上は人民元1426.9億元に達し、前年同期比8%増加し、総収入の72%を占めている。

復星の連結財務諸表に有利子債務は2022年末より人民元150億元減り、グループにおける有利子負債は2022年末より人民元92億元減少した。連結財務諸表に総債務が総資本に占める割合は50.4%で、2022年末より2.9パーセント下がった。

復星国際の郭広昌董事長は「過去十数年の努力を経て、復星は徐々にグローバルで拡張と産業配置の布石を完成し、家庭消費産業というメインセクターにロックオンした。復星の産業運営戦略も、世界各地、各業界にて「リソース探索」「リソース探査」から、徐々に「リソース深掘り」と「高品質リソース採掘」に転換し、すでに明らかになった産業分野に持続的に深耕し、確実性を強め、安定した利益の増加を未来の復星グループ運営の核心目標としている」と述べた。

「リソース深掘り」にフォカス―し、グローバル化運営を深耕

2023年、海外からの収入は人民元892億元で、前年同期比6%増となり、総収入の45%を占めている。復宏漢霖社が自主開発・生産した「漢曲優」はすでに40余りの国と地域で許可・販売されていた。初の革新的なH型薬「漢斯状」がインドネシアで許可・発売され、東南アジア諸国で初めての中国産抗PD-1抗体となった。

Club Medは世界6大陸の40余りの国と地域でマーケティング業務を展開しており、68個のリゾート(中国にある10のリゾートを含む)を運営している。豫園灯会(飾り灯籠の催し)は初めて海外に進出し、パリで成功を収め、現地の観光客を20万人近く引き付けた。

科学技術イノベーションによる新しい成長の牽引

報告期間中、科学技術イノベーションには人民元74億元を投入し、同統計基準では前年同期比14%増加した。

自主研究開発した世界初のファーストラインの小細胞肺がんを治療する抗PD-1抗体「漢斯状」(セルプルリマブ抗体注射液)は4つの病症に適応できると承認された。第2代注射用アルテスネイト(商品名:Argesun)は、世界保健機関の事前認証(WHO-PQ)によるワンストップで生産できるアルテスネイト注射剤となった。復星凱特社より発売した中国初のCAR-T細胞治療製品である「奕凱達」(アキシカブタジン シロルーセル注射液)は発売から2年間余りに、600人以上のリンパ腫患者を治療した。直観復星社の国産ダビンチXi手術システムは国家医薬監督管理の承認を得て、「中国製造、共同研究開発、世界的販売」を実現した。

ライトアセット運用能力の向上

復星医薬は深セン市引率基金など他の7つの投資家と連携し、人民元50億のバイオ製薬産業基金を共同出資して設立する予定。集められたすべての資金をバイオ製薬、細胞と遺伝子などの分野に投資する。復星医薬傘下の復健資本は深セン市の公開募集を通じて落札され、同基金を独占的に管理している。

復星旅游文化は運営の強みを発揮し、報告期間内に、収入の構造を最適化させ、その内、観光運営の貢献は93%を超えた。

ビジネスは社会貢献に、ESGは持続的に向上

報告期末まで、復星MSCI ESGの格付けはAAを維持でき、大中華エリアで唯一のAA格付けにされた総合型企業である。恒生持続発展可能性の評価はAA-に上昇し、初めて恒生持続発展可能性の企業指数の構成銘柄に選ばれた。復星のFTSE Russell  ESG評点も持続的に向上され、FTSE Russell社会的責任指数の構成銘柄に選ばれた。また、復星は初めてS&P Global社 「の「持続可能な発展年鑑2024(The Sustainability Yearbook 2024)」に選定されて、「業界最優良の進歩的企業」のロゴを獲得した。