511MWのプロジェクトの第1期分が送電網に接続され、TrinaTrackerのVanguard 1Pがウズベキスタンの環境保護に貢献

【マドリード2024年3月19日PR Newswire】ウズベキスタンのサマルカンドとジザフの太陽光発電所がこのほど、最初のユニットを発電用送電網に接続しました。両発電所の設備容量は計511MWです。TrinaTrackerは、両発電所に1万1248セットのVanguard 1Pトラッカーと、それをトラッカーレベルでサポートするTrina Smart CloudデジタルSCADAプラットフォームを独占的に供給しました。

両発電所は、マスダール(Masdar)としても知られるAbu Dhabi Future Energy Coが開発・建設し、Dongfang Electric Corporationの子会社International Cooperation Co Ltdが請け負いました。

The 511MW plant in Uzbekistan. (Photo: TrinaTracker)
The 511MW plant in Uzbekistan. (Photo: TrinaTracker)

これまで火力発電に頼っていたウズベキスタンは、頻繁に停電に見舞われていました。しかし、中心部に位置し日照量が豊富であることから、政府の支援を受け太陽光発電への移行が進みました。このような支援とウズベキスタンの有利な自然条件の結果、同国は中央アジアの太陽光発電市場で重要な役割を果たすようになりました。

TrinaTrackerは2023年4月、ウズベキスタンでは2021年のナボイ太陽光発電所に続く2件目の大型プロジェクトとして、本プロジェクトの契約を締結しました。本プロジェクトが送電網に完全に接続されれば、年間11億2000万kWhを発電して24万世帯に電力を供給、二酸化炭素排出量を年間100万トン以上削減することになります。これにより、地域の電力供給不足が大幅に解消され、ウズベキスタンのクリーンエネルギーへの移行が進みます。

このプロジェクトに導入されたTrinaTrackerのVanguard 1Pトラッカーは、多様な地形への適応性に定評があり、高いエネルギー収量と信頼性を実現、投資コストを削減します。革新的な収縮チューブ設計とTrinaが特許を取得した球面ベアリングにより、設置時間を20%短縮しました。

TrinaTrackerは、技術的な問い合わせに迅速に対応するスペシャリストが、最高級の顧客サービスとブランドの卓越性を保証します。こうしたスペシャリストは、ウズベキスタンやアブダビの顧客と緊密に協力し、技術的な課題に対する最適なソリューションを保証してきました。特に、厳しい納期と大量の輸送需要に直面した際、TrinaTrackerの海外プロジェクトエンジニアXu Xiaojun氏は、予定より早く高品質の製品を納品したサプライチェーンチームの努力を称賛しました。TrinaTrackerの顧客は、同社の迅速な対応、高度な技術支援、完璧な納品実績を称賛しています。

中央アジアのエネルギー転換を支援しているTrinaTrackerにとって、今回の成果は重要な節目となります。TrinaTrackerは今後も、イノベーションを通じてクリーンエネルギーの開発を促し、世界のエネルギー転換の推進に貢献していきます。