【バルセロナ(スペイン)2024年2月29日PR Newswire】MWC Barcelona 2024の期間中、ファーウェイ(Huawei、華為技術)はHuawei Talent Summit(ファーウェイ人材サミット)を開催し、世界的なITU-Huawei Generation Connect Young Leadership Programmeへの参加申込の開始、ファーウェイとユネスコ生涯学習研究所(UIL)の共同プロジェクトがモロッコで実施されるとの発表、Huawei Cloudのスタートアッププログラムなど、人材育成イニシアチブに関連する数件の発表を行いました。
イベントのテーマは「I C Talent: Nurturing Excellence in a Digital World(I C Talent:デジタル世界での卓越性の育成)」でした。出席者には、ITUやユネスコなどの国際機関の代表者、ギリシャ、ケニア、メキシコの政府関係者、業界の女性リーダー、Huawei Cloud Startup Programに参加している起業家、Seeds for the Futureおよびさまざまなトップコンペティションの参加者が含まれていました。
サミット中、ITU電気通信開発局長のCosmas Zavazava博士に代わって、ITU無線通信局長のMario Maniewicz氏がファーウェイと提携してITU Generation Connect Young Leadership Programmeを立ち上げました。同氏は「18歳から28歳の若者は、デジタルデバイド(デジタル格差)に対処するコミュニティープロジェクトのアイデアを提出し、その実行のための資金提供、指導、トレーニングを受けることができます。皆さんの多様なネットワークで広く共有し、世界中の若者がこの素晴らしい運動に参加できるようにすることをお勧めします」と述べました。申し込みは以下から行えます。https://www.itu.int/generationconnect/GCYLP
ファーウェイは昨年、ユネスコの識字向上のためのグローバルアライアンス(GAL)に準会員として参加し、ユネスコ生涯学習研究所(UIL)とパートナーシップ協定を締結しました。今回のサミットでは、UIL所長のIsabell Kempf氏が教育者を支援することの重要性について語り、この点におけるUILのプロジェクトの進捗状況についての最新情報を発表しました。同氏は「私たちは、識字向上のためのグローバルアライアンス(GAL)のいくつかの国で、識字教育者のデジタルスキルを強化することを目的としたプロジェクトを実施しています。本日、ファーウェイの支援により、モロッコ王国でもこのプロジェクトを開始するのを発表できることを誇りに思います。このプロジェクトは、1万人の青少年および成人の識字教師、トレーナー、管理者が、識字教育と専門能力開発の両面においてテクノロジーをより効果的に活用できるよう支援するものです」と語りました。
このイベントでファーウェイは、より多くの女子のテクノロジー分野への参入を奨励し、コミュニティーでのデジタルインクルージョンを強化し、テクノロジー分野での男女平等を推進する取り組みの一環として、ヨーロッパ女子情報オリンピック(EGOI)を後援すると発表しました。EGOI 2024の最高経営責任者(CEO)であるEljakim Schrijvers氏は今回のサミットに出席し、「ファーウェイがSTEM分野の多様性を改善する取り組みを強化しており、同社が2024年のヨーロッパ女子情報オリンピックのスポンサーになることを決定したのをうれしく思います」と述べました。
ASEANだけでなくギリシャ、ケニア、メキシコの講演者もファーウェイの現地人材育成プログラムの経験を共有しました。Huawei CloudのGlobal Startup EcosystemのゼネラルマネージャーであるDuan Xiaolei氏は、グローバルスタートアップ向けのHuawei Cloudのイネーブルメントプランを紹介しました。
ファーウェイのコーポレートコミュニケーション部門バイスプレジデントであるVicky Zhang氏は「ファーウェイは長年にわたり世界中でデジタル人材の育成に取り組んできました。パートナーとの共同プロジェクトが順調に進んでいることをうれしく思います。より多くの人が参加できることを願っています。これらのプロジェクトでは、つながりを保ち、他の人のロールモデルになれば、私たちは個々の部分の総和以上の存在になります。このようにして、インクルーシブなデジタルの未来が形成されていきます」と語りました。
ファーウェイの人材育成および教育プロジェクトはこれまでに150カ国以上で実施され、283万人以上が恩恵を受けてきました。
ソース:Huawei Technologies Co., Ltd