【海口(中国)2023年12月4日PR Newswire】11月27日から12月1日まで、60人以上の記者、海外広報担当者、ソーシャルメディアの著名人で構成されるグループが中国南部・海南省の主要な工業団地を訪問し、美しい農村地帯に驚嘆し、海南自由貿易港(Hainan Free Trade Port、FTP)の発展を間近で見る機会を得ました。
On Nov. 29, the group of reporters and social media personalities visited Sanya Yalong Bay International Rose Valley, an industrial base boosting the development of surrounding villages.
FTPの主要工業団地の1つである陵水のLi'an International Education Innovation Pilot Zone(黎安国際教育イノベーション試験区)には、国内大学10校、中国と外国の協力大学12校が拠点を置いています。黎安は「大きな共有+小さな大学」モデルに基づいて構築されており、すべての学生が公共施設を共有する一方、各大学は独自の学風と分野に合わせた専用の教棟を備えています。
英国のソーシャルメディア著名人、Toby Symonds氏は「これは極めてオープンなモデルです。スペースを最大限に活用するだけでなく、学校間の障壁を取り除き、中国と他国の最高の教育概念をここで統合できるようにすることも意味します」と説明しました。
Boao Lecheng International Medical Tourism Pilot Zone(ボアオ楽城国際医療観光試験区)のMedical Products Exhibition Hall(医療製品展示ホール)で、パキスタン人のMujahid Muheet氏は目にした驚異の1つひとつに衝撃を受けました。
Muheet氏は現在、パキスタンで医療機器会社を共同経営しています。同氏は、楽城試験区が中国唯一の「医療特区」であり、試験的治療と国際医療交流で優遇政策を享受していることを知りました。同区で、彼は自身の会社の潜在的なビジネスチャンスを見いだし、「ここに事業を持ち込むつもりです」と喜びの声を上げました。
イラクからの留学生である「インターネットの有名人」Sajjad Alqazzazさんは、海南省の農村活性化活動に強い関心を示しました。三亜の博后村で、Sajjadさんは村が貧困から繁栄へと急速に転換したことに深く感動しました。かつて極貧だったこの村は、わずか10年ほど前から企業に土地を貸し始めました。彼らは土壌を改良し、バラを植え、村を観光客に人気のバラの名所に発展させました。この村では、空き家を引き取ってゲストハウスに改装し、現在ではB&B(朝食付き宿泊施設)産業が盛んです。
今年は海南FTPの発足から5年目です。新時代における中国の継続的な開放の重要な玄関口として、海南は中国の近代化実践の重要な場所です。
ソース:Hainan International Media Center(HIMC)