ジュネーブ, 2023年11月13日 /PRNewswire/ -- Fondation Haute HorlogerieはジュネーブのMaison de la Paixで12日、第11回FHHフォーラムを成功裏に開催しました。「Horology Futurology(時計未来学)」という刺激的なテーマで、このイベントには約200人の参加者がありました。この日は、対話と議論を促進することで、時計業界の持続可能性と適応性を守るというFHHフォーラムの使命を反映したものでした。ジュネーブ州のDelphine Bachmann州議会議員、ジュネーブ市のSami Kanaan執行評議会議員、FHHのPascal Ravessoud副会長が、この熟考の日の下地を作りました。
続いて、未来学の世界的専門家であるオックスフォード大学のIan Goldin教授とペイ・ド・ラ・ロワール地域圏IPCCのVirginie Raisson会長が「The World of Tomorrow: Macro Trends and Perspectives(明日の世界:マクロトレンドと展望)」という基調講演で聴衆の心をつかみました。2人は時計部門に対する外因的要因の大きな影響を強調しました。これらの考察に続いて、ニューヨーク・タイムズのStephen Dunbar-Johnson国際部門社長が、個人の自由と共益の緊張関係をうまく制御したQ&Aセッションを見事に司会進行させ、過去と現在のデータを引き出しました。
次いで、「Humans and Nature(人間と自然)」というテーマに移行し、フランス国立自然史博物館のBruno David元館長が教育革命と生物多様性とのつながりの強化を主張しました。続いて、Inès Léonarduzzi氏は「How to Manage Short and Long Time for Business Efficiency(仕事の効率を高めるために短期と長期の時間をいかに管理するか)」という別の側面をもたらし、起業家戦略の長期的なビジョンを鼓舞しました。
焦点は時計業界とDeloitteのKarine Szegediマネージングパートナーによる調査発表に移りました。この結果は、新興時計市場としてのインドの重要性の高まりや、新世代の価格意識と好奇心の高まりのような重要な傾向をはっきりと示しました。この後、DervalResearchのDiana Derval主任研究員、WristcheckのAusten Chu創業者兼最高経営責任者(CEO)、WempeのScott Wempeリミテッドパートナー兼事業開発共同責任者、Parmigiani FleurierのGuido Terreni CEOがSzegedi氏とともに、「The behaviors of the watch customer: expectations and aspirations(時計の顧客の行動: 期待と願望)」と題する興味深いパネルディスカッションに参加しました。
最後に、「A Prospective Evolution of Watchmaking Customer Engagement(時計製造における顧客関与の今後の進化」に関するパネルディスカッションで、Stéphane JG Girod氏が司会を務め、Digital Luxury GroupのAnne-Sophie Scharff戦略計画責任者、EHLのMatthias Fuchsマーケティング助教授、Nelly RodiのClara de Pireyグローバルラグジュアリー・ディレクターが発言者となって、新しい傾向と新たに出現した「Retailternainment」という概念に焦点を当てました。
2023年のFHHフォーラムは、複雑な時代が時計業界の適応と革新の能力を際立たせてきたことを証明しました。今後どのようなものが登場するのか、ご期待ください!
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