AMS BioteQがメディカルジャパン2023に初出展:革新的ヘルスケアを新たな地平へ

【台北2023年10月27日PR Newswire】世界中の医療従事者、メーカー、医療機関、研究機関が一堂に会し、10月11日から13日まで「メディカルジャパン東京」が盛大に開催されました。AMS BioteQ Co., Ltd.は同展示会に初登場し、注目を集めました。2018年に設立されたAMS BioteQ(TPE:6864)は、微生物分野、特に抗生物質耐性問題の解決を専門としています。同社は、特許取得済みのバイオテクノロジープロセス「ExtrOTM」を活用し、創傷治癒プロセスの促進が可能な「MediAce®」と呼ばれる新規天然抗菌材をはじめ、いくつかの技術や製品の開発に成功しています。

AMS BioteQ会長と研究開発チームが、メディカルジャパン東京2023の開幕日にWeiディレクターと記念撮影を行いました。
AMS BioteQ会長と研究開発チームが、メディカルジャパン東京2023の開幕日にWeiディレクターと記念撮影を行いました。

革新的な湿潤治療で新しい創傷治癒プロセスを実現

AMS BioteQは、環境に優しい素材を使用し、優れた癒着防止、瘢痕化防止、組織再生機能を持つ親水性ドレッシング材の新シリーズ「SIPSIPTM」の研究開発に力を注いできました。SIPSIPTMシリーズは、SIPSIPTMフォーム、SIPSIPTMプロ、SIPSIPTMコンプレックスの3種類のドレッシング材で構成されています。SIPSIPTM シリーズは、「コンプレックス」「プロ」「フォーム」の3つの特殊創傷ケアドレッシング材を提供。各バリエーションは、特許取得済みの非アレルギー性能、高吸収性能を持つようデザインされています。「コンプレックス」は全方位ケアと傷跡の予防に重点を置き、「プロ」は敏感肌に最適で優れた保湿性を提供、「フォーム」は最適な吸収性を提供し傷の癒着を最小限に抑えます。これらのドレッシング材は生体適合性と親水性だけでなく、マウスモデルにおいて創傷治癒と組織再生を促進することが科学的に証明されています。

独自技術により複数分野で世界の関心を集める

AMS BioteQは当初、会期中の来場者を500人と見込んでいましたが、実際には1000人を超え、有効来場者率は50%近くに達しました。地元日本の来場者が全体の70%を占め、残りの30%は中国本土、香港、マカオ、韓国のほか、タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシアなど東南アジア諸国からの来場者でした。ベルギー、ラトビア、オランダ、ルーマニア、アルジェリア、サウジアラビア、南アフリカなど欧州、中東、アフリカからの来場者は約10%でした。来場者層は、輸出入商社、医療機器代理店、病院や長期介護施設のスタッフなど幅広く、意思決定者も多数いました。

規制当局への許可申請を積極的に行い、国際研究協力を段階的に拡大

今回の展示会でAMS BioteQは、革新的な医療用ドレッシング材SIPSIPTMシリーズを発表し、2023年末までにFDA(米食品医薬品局)とTFDA(台湾食品薬物管理署)の両方に医療機器ライセンス申請を提出し、2024年に収益拡大を目指す計画を明らかにしました。同社は研究開発部門の専門家2人を同行し、SIPSIPTMシリーズやAMS-2140などの有望な新製品について詳細な知見を提供しました。AMS BioteQの最先端製品と技術がヘルスケアの新たな方向性を切り開いただけでなく、業界の専門家や投資家からも大きな注目を集めた今回の展示会は、同社にとって極めて重要な舞台となりました。