国内外のがん予防の第一人者・気候危機の専門家が一堂に 韓国iCOOP、「iNナチュラルドリーム2023国際シンポジウム」盛況に終了

【ソウル(韓国)2023年10月23日PR Newswire=共同通信JBNiCOOPは10月18日から19日までの2日間、「クェサン自然ドリームパーク」のライフケアホールで「iNナチュラルドリーム2023国際シンポジウム」を開催した。

国内外のがん予防の第一人者・気候危機の専門家が一堂に韓国iCOOP、「iNナチュラルドリーム2023国際シンポジウム」盛況に終了
国内外のがん予防の第一人者・気候危機の専門家が一堂に韓国iCOOP、「iNナチュラルドリーム2023国際シンポジウム」盛況に終了

「グローバル複合危機の時代、人類と地球の癒やしのためのたな挑戦」をテーマとした今回のシンポジウムは、韓国をはじめ日米の学者や専門家が集まり、世界的に急増しているがんと気候危機に対応するため新たな挑戦を共有し、開放的な協力を深く議論する場として開かれた。初日は人類の健康に脅威を与える「がん」について、2日目は「気候危機」への対策について語った。

基調講演者として登壇したアメリカのボストンカレッジのトーマス・サイフリード(Thomas Seyfried)教授は、「がんは遺伝子変異による病気ではなく、代謝疾患である」と強調し、がんの治療と再発防止に対する新たなアプローチを提案した。続いて、『がんが消えていく生き方』の韓国語版の出版を記念して行われたトークイベントでは、著者である日本のリボーン洞戸の船戸崇史院長が登壇。外科医であった彼ががんと診断され克服した経験を共有し、がんがなくなる生活習慣5カ条を紹介した。日本生活協同組合連合会(JCCU)の新井ちとせ副会長は、「健康的な生活を共に創る協同組合の革新」というテーマセッションで単なる消費生活を超えて組合員の健康的な生活を共に創ってきた日本の生協の様々な実践につい報告した。 

iCOOP生協連合会のキム・ジョンヒ会長は「私たちの健康と私たちが住んでいる地球環境に関する人類共同の認識と対応が必要という認識から今回の国際シンポジウムを準備した。シンポジウムが開かれたここクェサン自然ドリームパークは、疾患予防と気候危機に対応するiCOOP生協組合員の願いと実践が込められている空間だ」と述べた。

今回のシンポジウムは、iNライフケア異種協同組合連合会、iCOOP消費者生活協同組合連合会、iN抗がん生活研究所、㈳消費者気候アクション、㈶ナチュラルドリーム有機治癒研究財団、社会的協同組合炭素治癒農業研究所が共同主催。韓日米からの専門家、国際協同組合同盟アジア・太平洋地域(ICA-AP)生協委員会、iCOOPの組合員、医療関係者、市民団体など約300人が参加した。

一方、iCOOPは抗がん成分の豊富な食品を開発し、国際学術誌に研究論文を掲載。抗がん効果を実証した実績があり、「がんを予防できる食品が最高に良い食品である」というスローガンでがん予防及び再発防止に向けた活動とライフケア運動を展開している。