【北京2023年8月29日PR Newswire】8月22日閉幕した、「Spurring Innovation for the Future(未来に向けたイノベーションの促進)」をテーマに北京で開催された世界ロボット大会2023(World Robot Conference、WRC)、世界ロボット博覧会2023(2023 World Robotics Expo)、世界ロボットコンテスト2023(2023 World Robot Contest)には、世界中から約160社のロボット企業と科学研究機関が集まり、600近くの先進技術と製品を展示し、300人以上の国際機関の代表者、学者、専門家、起業家が出席しました。
Dreame Technology(略称Dreame、ドリーミー)は、総合ロボット企業として初めてWRCに出展。汎用ヒューマノイドロボット、民生用バイオニック4足歩行ロボット、産業用4足歩行ロボット、ワイヤレスロボットプールクリーナー、業務用食品配達ロボットなど、幅広いロボットを発表しました。この製品範囲は、ロボットのエコシステムとテクノロジーの研究開発(R&D)、サプライチェーン、生産と製造、人材育成、商品化の分野にわたるDreameの幅広い競争力を広くアピールしました。
ラテアートを作るDreame Universal Humanoid Robot
DreameのUniversal Humanoid Robot(ユニバーサルヒューマノイドロボット)は、世界で初めてラテアートを作ることに成功し、大会にいた多くの人を驚かせました。ヒューマノイドロボット部門ディレクターであるChao YUは次のように紹介しました。「DreameのUniversal Humanoid Robotは、ディープマシンラーニング(深層機械学習)モデルとトレーニングを使用して、さまざまな環境でさまざまなカップやツールを識別し、正確なラテアートを作ることができます。この大会は、Universal Humanoid Robotが研究室の外に出て、現実世界の環境でそのスキルを明らかにする重要な機会になりました。」
DreameのUniversal Humanoid Robotは、身長178 cm、体重56kg、全体で44の稼働箇所を備えています。各脚は6稼働箇所を持ち、片脚で立つことができ、強い衝撃を受けてもしっかりと歩き続ける堅牢性も備えています。今年3月の発表イベント以来、Universal Humanoid Robotは、研究室の外でその動きを誇示し、人々に手を振りながら屋内外を歩き回っています。
Dreame Dog(Dreameドッグ)
WRCのDreameの展示ブースでは、呼び物であるコンシューマー向けの4足バイオニックロボットDreame Dogがカメラに向かってポーズをとり、非常に注目を集めました。Dreame Dogは、頭部・ボディー調整機能を備えた業界初の4足歩行バイオニックロボットで、業界をリードする15の稼働箇所を誇り、力強さと機敏さに加えて、表情で伝えることもでき、ユーザーに感情的なフィードバックを提供できる仕様となっています。
Dreameのスタッフは「Dreame Dogには5次元の知覚システムがあり、これを使用して、ユーザーと対話するときにさまざまな感情的な反応を表示できる感情システムを開発しました。Dreame Dogの機能はオープンソースとオープンSDKの両方をサポートしており、2次開発や科学研究、教育、その他の分野での利用が可能です」と説明しました。
Dreame商用ロボット
Dreameでは、コンシューマー向けロボットに加えて、商用ロボットや本格的な産業用4足歩行ロボットも紹介しました。大会では、Dreameのハイエンド食品配達ロボットD1が、ゲストの着席、配膳、皿の返却、パトロールなどのさまざまなモードを切り替えて、あらゆる商用シナリオを網羅できることを示しました。Dreame D1スマート配膳ロボットは、Dreameが自社開発したデュアルSLAMナビゲーションおよび測位技術を使用しており、レストランの地図と経路計画を迅速かつインテリジェントに作成可能。ゲストの座席管理、配食、パトロールを行うケータリングのワンストップソリューションを提供します。また、産業用4足歩行ロボットが人や物を運び、障害物を乗り越える様子を実演しました。優れた動的な障害物回避能力を誇るため、警備、パトロール、救助、捜索、地図作成などの任務に最適なロボットとなっており、消防、電力、採掘などのさまざまな分野や業界での活用が見込まれます。
世界人工知能大会(World Artificial Intelligence Conference)でのDreameの幅広いロボットモデルの公開は、Dreameがロボットの研究開発(R&D)、サプライチェーン、生産と製造、人材育成と商品化の分野で真に競争力のある企業としての地位を確立していることを示しています。
現在、Dreameはロボット工学が持つシステム化機能を実用的なアプリケーション全体に活用し、より深いレベルで産業とつながり、さまざまな分野にわたってロボットの価値を高めています。しかしながら、Dreameは単にロボット機器企業と自認しているわけではありません。「Robot+」を指針として、Dreameはロボット技術と機能を使用して業界の課題に対応し、業界の効率を高め、ロボットの価値を大幅に高めます。
Dreame創設者のHao YU氏は次のように語ります。
「今後10年間はロボット工学全般にとって最高の10年になるでしょう。ロボット工学の分野で強力かつ幅広い能力を開発することは、Dreameがコンシューマー向けのロボットシステム化の開発を継続する後押しとなります。つまり、あらゆる産業および部門にわたってロボット工学を導入し、ビジネス、農業、医療、輸送部門で実用的なアプリケーションを作成し、ロボットが家族や社会全体により良いサービスを提供できるようにするコンシューマー向けロボットエコシステムを徐々に統合していくということです。」
Dreame Technologyについて
2017年に設立された革新的な消費者製品企業のDreame Technologyは、「ハイテクノロジーを、もっと毎日の生活へ」というビジョンのもと、ハイテクノロジーのスマート掃除機の研究開発、製造、販売を行うグローバル企業です。中国国内理系大学トップ「清華大学」出身のFounder & CEO俞浩(YU HAO)によって設立されました。
現在、中国、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど世界120以上の国と地域で展開。日本においては家庭用床掃除機の総合ブランドとして、水拭き掃除機、ロボット掃除機、スティック型コードレス掃除機などの製品を通して皆様に、ハイテクノロジーが自然に溶け込んだ日常生活をご提案して参ります。ドリーミーの強みは業界トップの高速デジタルモーター技術をはじめ、流体力学、SLAM(リアルタイム位置検知及びマッピング)アルゴリズムなど数々の領域における高い技術力です。これを実現するため全社員の7割以上を研究開発人材としており、年間に投じる研究開発への投資費比率は約10%に達するなど、業界水準をはるかに上回るレベルで、研究開発に力を入れています。また2023年8月18日時点で世界中で4,190件の特許を取得していることも、ドリーミーの技術力を証明しています。
日本市場での展開について
Dreame Technology Japanは2023年2月、自動ゴミ収集ステーション付きロボット掃除機DreameBot D10PlusをAmazon.co.jpで発売し、日本市場に本格参入しました。同年6月にはオフラインでの販売チャンネルの開拓。大手家電量販店ビックカメラ/コジマにて、上位モデルのロボット掃除機DreameBot L10sUltraと全く新しいコンセプトの水拭き掃除機H12Proの取り扱いを実現しました。今後もさらなるハイエンドモデルの投入を予定しているほか、日本中を驚かすような最先端テクノロジー製品をリリースしていきます。
詳しい製品情報はhttps://www.dreametech.jp/、Amazon公式ショップ(https://www.amazon.co.jp/dp/B0C7GGDJG7) をご覧ください。