イスラエルを拠点とする経営陣と従業員共有のNew BrightSource社は、BrightSource Energy社の海外事業とIPを買収
ヒューストン、2023年7月13日 /PRNewswire/ -- 集光型太陽熱発電(以下「CSP」)技術の世界的大手プロバイダーであるBrightSource Energy社(BrightSource Energy, Inc.、以下「BSE」)は、イスラエル、イギリスと南アフリカにおける事業の分社化を発表しました。その結果、これらの子会社は、Izik Kirshenbaum氏とイスラエルおよび英国の経営陣が率いる新しい会社グループ、New BrightSource Energy社(New BrightSource Energy LTD)を設立することになりました。
BSEは現在Kelvin Energy Inc.(以下「KE」)と社名を変更し、New BrightSourceの少数株主となりました。
BSEの会長兼CEOであるDavid Ramm氏は、「この取引は、負債のないNew BrightSource社とその世界一流の経営陣および技術チームによるもので、当社のCSP技術と新興のエネルギー管理市場との間に相乗効果を生み出す最良の機会を提供するものです」と述べました。
分社化の結果、これからNew BrightSource社は再生可能エネルギー、蓄電池管理、AIベースのスマートグリッドソリューションの市場を重点に置くようになります。
New BrightSourceの技術ラインナップは、分散型エネルギー管理を熟知した上で開発される新技術の基礎となりあす。新たに買収した子会社を通じて、New BrightSource社は、イスラエル、ドバイ、南アフリカにある既存のBSEプロジェクトへのプロジェクトおよびサポートサービスを含むCSP技術の提供も継続します。
これからNew BrightSource社の会長兼CEOを務めるIzik Kirshenbaum氏は、「我々は、世界的な脱炭素化の課題を解決し、来るべき世代に持続可能な環境を提供する核心的なプレーヤーになることを期待しています。スマート再生可能グリッドという刺激的なな新興市場向けのインテリジェント・エネルギー管理という画期的な技術を持つ、New BrightSourceの優れたチームを率いる機会に恵まれ、光栄に思います。」と述べました。
Kelvin Energy社は、カリフォルニア州アイバンパ・プロジェクトへの出資を維持し、アイバンパでの技術アドバイザリーサービスを継続し、米国およびカナダでのCSP事業機会に注目し続ける可能性があります。
BSEの副会長Troy Taylor氏は、「過去数年に渡り、数多くの戦略的選択肢を検討した結果、今回の分社化取引は、既存のKEのステークホルダーの潜在的価値を最大化しつつ、新たなCSPの機会を模索するための最良の道筋を作るものです」と述べました。
問い合わせ先:
BrightSource Energy, Inc/Kelvin Energy, Inc.
David Ramm, CEO
New BrightSource Energy LTD
Izik Kirshenbaum, CEO