KIX13データセンター、「NVIDIA DGX H100」対応のデータセンターに認定

AIやHPCを活用したお客様のビジネスの加速を支援~

東京, 2023年7月10日 /PRNewswire/ -- 東京発 - データセンター、コロケーション、相互接続サービスを日本国内にて展開するMCデジタル・リアルティ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 畠山孝成、以下:MCDR)は、NVIDIA DGX™ -Ready Data Centerプログラムの一環として、当社のKIX13データセンター(大阪箕面市)が「NVIDIA DGX H100」に対応したデータセンターとして認証を取得したことを発表します。KIX13データセンターは、MCDRのKIXキャンパス4棟目のデータセンターとして2023年2月に開設された、当社最新のデータセンターです。

 

NVIDIAの第四世代人工知能(AI)向けインフラシステムである「DGX H100」は、最先端のディープラーニングAIモデルを運用し、AIによるイノベーションを促進するために必要な計算能力を提供する「NVIDIA DGX SuperPOD™」の基盤です。KIX13の「DGX H100」に最適化された柔軟で拡張性のある環境を使用することにより、お客様はAIを活用したビジネスの展開に必要な、多機能かつ一貫したインフラ環境を整備することが可能になります。また、データコントロールの権限を手元に置きつつ、大規模なAIの導入に伴うグローバル規模での拠点拡張・相互接続のニーズを満たすことが可能になります。

当社のデータセンターは、集約的なコンピューティングシステムの大規模展開に最適化された、堅牢かつ柔軟性のある専用環境を提供できることが評価され、今回NVIDIAより「DGX H100」に対応可能であるとの認証を受けました。AIは、業務の効率化、保守・点検、バーチャルアシスタント、不正・異常検知など、あらゆる分野で応用され、さまざまな業界における技術革新の原動力となっています。こうしたビジネス上の課題解決の鍵となるAI導入の成否は、効率のよいAI運用に必要な高度な冷却設備、レイアウト、通信インフラを備えたデータセンターにかかっています。

AIの企業活動への導入が進むにつれ、目まぐるしい経営環境の変化に対応するための素早い意思決定の重要度が高まる中、そうした経営判断を可能にするリアルタイムデータへの即時的なアクセスが経営戦略上の鍵となっています。当社のデータセンタープラットフォーム「PlatformDIGITAL®」をご利用いただくことで、お客様は膨大な量のデータにスムーズに接続し、NVIDIAに認証された環境で安心してAIによるデータ処理を行っていただくことが可能となります。また、当社のご提供する相互接続プラットフォーム「ServiceFabric™」 をご利用いただくことで、お客様はITインフラ管理を最適化しつつ、当社パートナーのオープンコミュニティにアクセスし、さまざまなサービスを簡単にご利用いただくことができます。

本件に関し、当社の代表取締役社長である畠山孝成は以下の通り述べています。「AIは、すでに企業活動におけるデジタル・トランスフォーメーションの大きな推進力となっております。また、これからの未来に影響を与え、社会課題の解決にも大きく寄与することが期待されています。この度、当社のKIX13データセンターがNVIDIAの『DGX H100』に対応可能であるとの認証を取得しました。これは、当社のデータセンターが堅牢でありながら柔軟性をもった、AIインフラに適した環境をご提供できることを高く評価いただいたことが理由であると認識しております。また、AI運用や機械学習にあたっては、そのリソースとなるデータへのアクセスも同様に重要です。当社の世界に広がるデータセンター網からは『PlatformDIGITAL®』や『ServiceFabric™』を通じ、さまざまなパートナーサービスや膨大なデータに利便性高くアクセスいただくことが可能です。当社は引き続き、お客様がイノベーションと成長を加速できる『出会いの場』を提供してまいります。」

NVIDIAのDGXシステム担当ヴァイスプレジデントであるチャーリー・ボイル氏は、以下のように述べています。「エンタープライズAIを導入しようとしている組織は、モデルを迅速に展開するために、AI専用に構築されたハードウェアとソフトウェアを含むコンピューティングインフラに投資しています。DGX-Ready Data Centerプログラムの一環としてKIX13データセンターが認証されたことにより、お客様は世界をリードするAIプラットフォームを展開するための柔軟かつシンプルなオプションにアクセスできるようになりました。」

MCデジタル・リアルティについて

MCデジタル・リアルティ株式会社は、三菱商事株式会社とDigital Realty Trust Inc.(米国上場リート)の折半合弁会社として2017年9月に設立されました。大手クラウド事業者等の顧客がデータ処理等を行う上で必要な高い堅牢性とセキュリティ、安定した電力・空調、並びにネットワークサービス等を24時間365日提供します。
三菱商事のITや不動産・インフラ知見、並びに、業界大手Digital Realtyのグローバルな顧客網と、大規模データセンターの開発・運用知見を活かし、本邦データセンター業界を牽引し、社会の発展に貢献します。

※掲載されている製品名、会社名、サービス名はすべて各社の商標または登録商標です。

【本リリースに関するお問合せ先について】
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