Revvityが医薬品・材料開発を高速化する初の科学用SaaSプラットフォームの提供を開始

  • Signals Research Suite™は、生物学・化学・材料の新製品開発全体のワークフローを一体化し、より優れたデータ・洞察・成果をもたらします。
  • 一元的に導入・管理できる統合型ソフトウェアスイートは、Make・Test・Decideの全ライフサイクルに対応します。
  • 新ブランドであるRevvity Signals Software(レビティ シグナルズソフトウェア)からリリースした初のソリューションです。

マサチューセッツ州ウォルサム、2023年6月21日 /PRNewswire/ -- Revvity, Inc.(NYSE: RVTY、以下Revvity)は、6月12日にクラウドネイティブの統合型SaaSプラットフォームSignals Research Suite™提供開始を発表しました。この製品では、創薬から特殊化学品の材料開発に至るまで、研究開発分野を横断する科学的コラボレーションを促進します。Revvityのソフトウェアやインフォマティクスの専門部隊である、Revvity Signals Softwareの新ソリューションは、世界中でご利用いただけます。RevvityのSignals Notebook™Signals Vitro Vivo™Signals Inventa™の各アプリケーションを1つの堅牢なソリューションに統合し、初期研究・in vitro試験・安全性試験から初期臨床開発までの医薬品開発プロセスの全体、さらには特殊化学品の新製品開発をサポートします。

新生ブランドRevvity Signals Softwareのシニアバイスプレジデント 兼 ゼネラルマネージャーのケビン ウィロー(Kevin Willoe)は、「Signals Research Suiteであれば、既存の信頼できる製品を1つのソリューションに統合し、アプリケーション中心の断片化したエコシステムの複雑性・非効率性を回避しながら、研究を効率よく進められます」と、述べました。

コラボレーションを効率化する統合型プラットフォーム

シームレスなコラボレーションやデータ共有を妨げるような、個々にサイロ化したソリューションとは異なり、Signals Research Suiteでは化学的にインテリジェントな3つの統合型ソフトウェアアプリケーションで、Make・Test・Decideの全ライフサイクル全体を支援します。高度な分析機能、TIBCO® Spotfire®によるビジュアライゼーション、業界のゴールドスタンダードであるChemDraw®とのネイティブ統合、広範な手法・モダリティ・データタイプのインタフェース向けワークフローの設定を完全に制御できる、洗練された最新のインタフェースが特徴です。全アプリケーションへのセキュアなシングルサインオン アクセスを備え、データチュートリアル・トレーニングビデオ・ソフトウェアリリース情報を一元化して管理できるため、Signals Research Suiteユーザーは、個々のソリューション間を行き来することなく、実験に集中する時間を増やせます。

規制遵守に対応するセキュアなデータ

データのセキュリティと完全性に関するベストプラクティスに則して開発したSignals Research Suiteには、Revvity Signals Softwareのセキュリティオペレーションセンターによる24時間365日のグローバルセキュリティの監視・警告・エスカレーションが実装されています。Signals Research Suiteは、マルチテナント/プライベートクラウドのいずれの環境にも導入でき、自動更新・クラウドセキュリティコントロールのIT標準要件に適合するように設計されています。また、定型業務・ワークフローを自動化することで、Signals Research Suite内のデータを見つけられる(Findable)、アクセスできる(Accessible)、相互運用できる(Interoperable)、再利用できる(Reusable)ようになり(FAIR)、データの完全性と規制遵守に役立ちます。

より優れたデータ洞察成果を

Signals Research Suiteは、化学生物学の両分野における発見のための初の完全統合型SaaSプラットフォームです。初期~後期段階のin vitroアッセイ、細胞株の最適化、バイオ医薬品プロセスの最適化、in vitro DMPKアッセイ、動物による薬物動態試験、動物による有効性や安全性試験段階を含む研究におけるユースケースに適しています。特殊化学品産業の場合、Signals Research Suiteは、生産性の向上による新製品開発ワークフローの強化、スクリーニングと最適化プロセスの簡略化による製品性能の向上、新製品開発期間の短縮、データ共有の簡便化による良好な意思決定の支援に役立ちます。また、Signals Research Suiteは、PerkinElmer InformaticsからRevvity Signals Softwareにブランドを変更して依頼、初のソリューションとなります。

「グループとしての私達のコミットメントとして、科学者がデータ内から重要な洞察を見出し、アイデアを共有し、情報を簡単に見つけ出すために必要なツールを研究者に提供することで、研究者同士のコミュニケーションをより速く、より効率化できるよう長年取り組んでまいりました。この『Signals』という名称は、このコミットメントを体現するものであり、私達の取り組みを将来まで導き続けるものと思います」とウィローは述べています。

Revvityについて

Revvityでは、「不可能」とはインスピレーションであり、「できない」が行動のきっかけとなります。そして、発見から開発まで、診断から治療までの全ワークフローを対象に、健康科学ソリューション・テクノロジー・専門知識・サービスを提供しています。また、ヘルスケアの中でも特に、トランスレーショナル マルチオミクス技術・バイオマーカーの発見・イメージング・予測・スクリーニング・検出・診断・インフォマティクスなどの重点分野で変革をもたらしています。

2022年の売上高は30億ドル以上となり、11,000人以上の従業員数を有するRevvityでは、製薬・バイオテクノロジー・診断に関わるラボ・学術機関・政府機関のお客様を支援しています。S&P 500の構成銘柄であり、190か国を超える地域にお客様を抱えています。

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