Yutong、YEAでグリーンな公共交通の再定義を目指す

鄭州市(中国)、2023年6月12日 /PRNewswire/ -- 世界をリードする商用車メーカー、Yutong Bus(以下、「Yutong」、SHA:600066)は、新エネルギー商用車向けの統合制御技術プラットフォーム「YEA」を正式に発表しました。この業界初のソフトウェアとハードウェアを統合したEV専用プラットフォームは、中国の新エネルギー商用車分野に変革をもたらす可能性を持っています。

このイベントでは、「Drive Your Value(あなたの価値を引き出す)」 をテーマに 「Yutong商用車技術ブランドグローバル発表会」が開催され、25の国と地域から500人を超える顧客担当者が出席しました。出席者は、新エネルギー商用車の今後の展開方針を共に模索し、「チーム・ゼロ」を共同で唱えました。バスワールド財団のマネージングディレクターであるJan Deman氏が基調講演を行ないました。


YEAの発表に続き、バス、トラック、特殊車両など、Yutongの15種類の新エネルギー製品の全ラインナップが紹介されました。Yutongは、旅行や物流、運用シナリオを中心に、都市と農村の統合された公共交通を含む9つのセグメントのソリューションを開発し、立案しました。

YEAの導入により、ソフトウェアとハードウェアの一貫した統合を可能にし、製品の安全性、信頼性、効率性を飛躍的に高めていきます。このプラットフォームは、スーパーインテグレーション、拡張性、自己進化を実現するため、さまざまな商用車セグメントに関するあらゆるシナリオ要件を満たします。

YEAの技術的基盤となるコアコンポーネントは、CアーキテクチャとYOSの2つです。Cアーキテクチャは、商用車のインテリジェントな「頭脳」として機能します。これは、「セントラルコンピューティングユニット、マルチインワンコントローラ、インテリジェントキャビンドメインコントローラ、そして先進運転支援ドメインコントローラ」 で構成されています。YOSは商用車用OSの名称で、Cアーキテクチャを採用した自社開発のOSです。これら2つのコアコンポーネントの組み合わせにより、機能の融合と再分散が容易になり、計算能力が200%向上し、制御効率が100%アップします。

YEAは、ソフトウェアとハードウェアを完全に分離しながら、関連するすべてのソフトウェアとハードウェアを統合管理システムで管理します。その結果、操作上の安全性だけでなく、インテリジェントな運転および乗車体験を確保しながら、ソフトウェアの提供サイクルを短縮できます。

また、YEAは、Yutongの広範なデータサポートを活かし、航続距離の不足、運転効率の低さ、電力供給の不足、安全性の低さ、稼働率の低さ、運用の安定性の低さといった新エネルギー車の運用における主なペインポイントを解決するとともに、車両のライフサイクル全般にわたるソリューションを従来車より低コストで提供します。

詳細については、https://en.yutong.com/をご覧ください。