ZETRIX、星火国際スーパーノードの稼動開始につれ、W3C準拠のデジタルアイデンティティサービス(DIS)を展開

人間同士のインタラクションと人工知能を区別するためにDISを導入

プタリン・ジャヤ、マレーシア、2023年6月2日/PRNewswire/ -- MY E.G.サービスバハッド(MYEG)によるレイヤー1ブロックチェーン・プラットフォーム「Zetrix」は本日、星火国際スーパーノード(Xinghuo International Super Node)のライブ稼動の成功とともに、W3C国際標準に完全に準拠した画期的な星火BIFネーミングサービス(Xinghuo BIF naming services)「星火ベータネームシステム(Xinghuo Beta Name System、英文略称BNS)」と「星火デジタルアイデンティティサービス(Xinghuo Digital Identity Service)」を導入することを発表しました。

Zetrixの創業者TS Wong氏(上段右の画像)と中国情報通信技術院(CAICT)のチーフエンジニアAo Li氏(上段左の画像)は、昨日、星火ブロックチェーンインフラストラクチャー施設(Xinghuo Blockchain Infrastructure and Facility、以下「星火BIF」)のネーミングサービス、星火ベータネームシステム(Xinghuo Beta Name System、英文略称BNS)と星火デジタルアイデンティティサービス(Xinghuo Digital Identity Service、英文略称DIS)を発表しました。
Zetrixの創業者TS Wong氏(上段右の画像)と中国情報通信技術院(CAICT)のチーフエンジニアAo Li氏(上段左の画像)は、昨日、星火ブロックチェーンインフラストラクチャー施設(Xinghuo Blockchain Infrastructure and Facility、以下「星火BIF」)のネーミングサービス、星火ベータネームシステム(Xinghuo Beta Name System、英文略称BNS)と星火デジタルアイデンティティサービス(Xinghuo Digital Identity Service、英文略称DIS)を発表しました。

MYEGと中国の国家的なブロックチェーンである星火ブロックチェーンインフラストラクチャー施設(Xinghuo Blockchain Infrastructure and Facility、以下「星火BIF」)が星火国際スーパーノードを所有し運営する契約を締結してからわずか6カ月で達成した実績として、これはZetrixブロックチェーンに現実世界の使用例をもたらすもう一つのマイルストーンとなりました。

ワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム(World Wide Web Consortium、英文略称W3C)は、ウェブの長期的な成長を保証するためにオープンスタンダードを開発する国際コミュニティです。最新のW3C標準に準拠した星火デジタルアイデンティティサービスは、オンラインIDの不動の検証を可能にする先駆的な分散型IDサービスです。このようなサービスは、オンラインアカウントが本物の人間なのか、それとも人工知能(AI)なのかの判断の必要性が高まっている今、特に必要不可欠となっています。

CAICTの産業のインターネット・モノのインターネット研究所(Institute of Industrial Internet and Internet of Things Institute、IIIoT)所長、Jin Jian博士は、「我々は、短期間でこの重要なマイルストーンを達成できたことを嬉しく思います。星火国際スーパーノードは、星火BIFとの国際取引の接続性を提供する上で重要であり、世界貿易を促進するため、さらに多くのサービスが導入されるでしょう」と説明しています。

MYEGのグループマネージングディレクターであるTS Wong氏は、「AIを活用したスマートコントラクトがある新しい世界では、人間とAIのエージェントを区別することがますます難しくなっているため、当社のデジタルアイデンティティサービスのような分散型識別子(DID)は、オンライン対話の性質を識別するために広く使用されるでしょう。他のプラットフォームとの互換性や相互運用性を確保するために、W3C準拠のDIDをいち早く導入できたことを嬉しく思います」と述べています。

星火BIFは、世界の信頼できるデジタル基盤に専念するグローバルブロックチェーンインフラです。中国の主要地域をカバーする少なくとも7つのスーパーノードと、より幅広い産業や都市にサービスを提供する29のバックボーンノードで構成されています。星火BIFでは毎日約1億のブロックチェーン識別子が解決され、世界で最も活発に使用されているブロックチェーン・プラットフォームとなっています。

Zetrixが運営する星火国際スーパーノードを通じて、オンチェーン資産と取引がZetrixと星火のブロックチェーンをシームレスにつながるようになり、政府、企業、個人はブロックチェーンベースのグローバルエコシステムによってつながります。

一方、星火デジタルアイデンティティサービスは、ZetrixのデジタルイデンティティプラットフォームであるZidentity(以下、ZID)を通じて発行されたデジタルイデンティティと、星火BIF上で発行された同等のデジタルIDの相互運用性を確保するもので、BNSは、通常なら英数字列となるブロックチェーンのアドレスにユーザーが好きな名前を登録・割り当てできる機能です。

本日の発表は、MYEGがZetrix上で紹介した、中国と世界をつなぐことを目的とした一連の現実世界使用例の最新ケースです。MYEGは3月に、中華人民共和国税関総署(「GACC」)の完全国営機関であるイーストロジスティックスリンク(East Logistics-Link Co., Ltd.)とパートナーシップ契約を結び、Zetrixブロックチェーン・プラットフォーム上で産地証明書を含む一連の越境貿易促進サービスを共同で提供します。これらの証明書のすべてのデータをほぼリアルタイムで正確に利用でき、関税計算と通関の効率を高めることができます。

Zetrixについて

Zetrixはスマートコントラクトを促進し、プライバシー、セキュリティ、スケーラビリティを実現するレイヤー1のパブリックブロックチェーンです。Zetrixの暗号インフラは、政府、企業、国民をグローバルなブロックチェーンベースの経済を複数の産業に導入することができます。

MY E.G.サービスバハッド(以下「MYEG」)が開発したChina Blockchainとのクロスボーダーおよびクロスチェーン統合により、Zetrixはブロックチェーンベースの識別子(BID)や検証可能な資格情報(VC)といったWeb3サービスの重要なビルディングブロックを展開し、世界貿易を促進するブロックチェーンのゲートウェイとなっています。

MY E.G.サービスバハッド(「MYEG」)について

MYEGは、マレーシアで最も優れたデジタルサービス企業です。2000年に電子政府サービスの主要プロバイダーとして事業を開始したMYEGは、地域の技術的変化を促進する上で主導的な役割を果たしてきました。主要な政府サービスのオンライン配信から移民、自動車、ヘルスケア、金融サービスなどの分野におけるさまざまな商業的提供まで、多様で完全なイノベーションを提供しています。

MYEGは、地域のデジタル革命の最前線で生活のあらゆる側面を強化するブロックチェーンのテクノロジーの可能性を主要市場において積極的に採用し提供しています。MYEGは、フィリピンやインドネシアなどの主要な地域市場で事業を展開しています。

星火BIFについて

星火BIFは、中華人民共和国工業情報化部が支援し、中国信息通信研究院(CAICT)が主導する国家ブロックチェーンインフラです。主に産業インターネットにサービスを提供し、インターネット識別関連のブレークスルーを行い、ブロックチェーンの応用を増やし、経済を牽引しています。オープンな建設戦略と管理モデルで、星火BIFは2020年8月に建設が開始された、世界なサービスを提供する国家ブロックチェーンインフラとして位置づけられました。2021年8月3日、CAICTはBIF-Coreをリリースし、その一次チェーン運用とグローバルサービスを開始しました。