【深セン(中国)2023年4月20日PR Newswire】ファーウェイは深センにて本日、第20回年次グローバルアナリストサミット(HAS)を開会しました。同サミットには、世界中から1,000名以上の業界アナリスト、金融アナリスト、主要オピニオンリーダー、メディア代表者が集結し、開発戦略、デジタルトランスフォーメーションのロードマップ、今後の業界トレンドなど、ICT業界の状況について議論が繰り広げられました。
ファーウェイ副会長、輪番会長、最高財務責任者の孟晩舟(サブリナ・モン)の基調講演で同イベントは開幕しました。「デジタライゼーションは、業界全体にとってのブルーオーシャンです。」と孟は述べています。「ファーウェイは、コネクティビティ、コンピューティング、ストレージ、そしてクラウドなどの分野への投資を続けていきます。」
「当社は、可能な限りシンプルかつ可能な限り高い質で、可能な限り優れたエクスペリエンスをもたらすデジタルインフラを可能な限り低いコストでお客様に届けることを目指します。組織・団体での運用のデジタイズ、デジタルプラットフォームの構築、プラットフォームベースのインテリジェンスの実現、そしてインテリジェンスの実用化を支えていくことが当社の目標です。この新たな、そして期待にあふれるデジタルの未来に向け、今こそ共に繁栄を目指す機が熟しているのです。」
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HAS 2023で講演する孟晩舟(サブリナ・モン)
孟はつづけて、ファーウェイの約10年に渡るデジタルトランスフォーメーションの実績から、3つの主な知見を共有しました。「まず、戦略が不可欠になります。本質的にデジタルトランスフォーメーションは、戦略的プランニングと戦略的選択そのものです。成功するデジタルトランスフォーメーションは、テクノロジーではなく、常に戦略によって推進されるのです。
「2つ目に、データが基盤となることが挙げられます」と孟は続けました。「データは、組織内で流れを持ってこそ価値を生み出すため、方法論的データガバナンスが重要になります。様々な次元に渡るデータの統合により、より大きな価値が生まれます。」
「3つ目は、インテリジェンスが目指すべきところであることです。データにより、生産性が再定義されます。運用のデジタイズおよびデジタルプラットフォームの構築により、データをクリーンなものにし、可視化し、まとめることができ、デジタルトランスフォーメーションの基盤を作り上げます。インテリジェンスの実用により、データがオンデマンドに、理解しやすいものに、そして行動の根拠となり、デジタルトランスフォーメーションを次のレベルへと押し上げることになります。」
ファーウェイ戦略研究院長である周紅(ジョウ・ホン)博士も、同イベントで講演しています。同博士は、将来のインテリジェントな世界に関するファーウェイの仮定およびビジョンを紹介し、体験を構造化された知識へと変え、インテリジェンスの基盤とする方法について詳述しました。
「ネットワークとコンピューティングへのアプローチを再考することは、インテリジェントな世界に向けて進むに当たり、決定的な重要性を持ちます」と周は述べています。「ネットワーキングでは、当社はシャノン=ハートレーの定理の応用に加え、その限界を超え今後10年にかけてネットワークを100倍に拡大するために必要なものを手にしています。コンピューティングでは、当社は新たなモデル、アーキテクチャ、コンポーネントに向けて歩を進め、インテリジェンスを理解しコントロールする両方の能力を改善していきます。また当社は、産業での実用化、科学など、AIの可用性の模索を続けていきます。
2名によるそれぞれの基調講演に続き、産業界のデジタライゼーションの推進におけるデジタル生産性が持つ役割、デジタライゼーションのプロセスで産業界が直面する試練、推奨される対応、さらにデジタル生産性の構築プロセスにおける産業界への期待についてのパネルディスカッションが行われました。中国南方電網チーフエキスパートおよび同Digital Power Grid GroupマネージングディレクターであるLi Peng氏、香港空港管理局のエンジニアリングおよびテクノロジー部門重役であるLiang Yongji氏、中華圏GSMAテクノロジー責任者であるLiu Hong氏、Economist Impact主宰であるCharles Ross氏などがパネリストとして登壇しました。
2023年は、ファーウェイグローバルアナリストサミット20周年の年となりました。今年のサミットは、多彩なブレイクアウトセッションを備え、4月19日~20日に開催されます。
詳細は、https://www.huawei.com/en/events/has からご確認ください。
(日本語リリース:クライアント提供)