(香港、上海、2023年3月31日PR Newswire)復星国際有限公司(SEHK証券コード:00656、以下「復星国際」)とその子会社(以下「復星」または「グループ」)は、以下のとおり、本日、2022年度年次決算(以下「報告期間」)を発表した。
マクロ環境の変化、米ドル利上げ、地政学的緊張など不利な条件に直面した2022年に、復星は重点的戦略を堅持し、開発基盤の強化を継続した結果、中核事業の堅調な発展を遂げた。 報告期間中、グループの総収入は1,753億9,000万人民元となり、前年同期比で8.7%の増加となった。世界中のファミリーコンシューマーの「ヘルス、ハピネス、ウェルネス」ニーズに焦点を当て、豫園(上海豫園旅游商城(集団)股份有限公司)、復星医薬(フォースン・ファーマ)、フォースンポルトガル保険、復星旅文(Foliday)という4つの中核子会社がグループの収益の72%を収め、中でも復星旅文(Foliday)の収益は49%増の137億8,000万人民元と大きく増加した。しかし、度重なる新型コロナウイルス感染流行や国際資本市場の混乱や低迷により、企業コストが高騰し、流通資本市場の損失フロートが増加したため、グループの産業運営全般および産業投資に多少なりとも影響が生じ、報告期間の親会社株主に帰属する当期利益は5億4000万元となった。
報告期間中、グループは資本市場の急激な変動に効果的に対処し、資本および資産構造の最適化を継続し、積極的に負債を管理し、弾力的な流動性の回復力を維持した。 報告期間終了時点で、現金、銀行残高および定期預金は1,005億6,000万人民元と豊富で、総資本に対する総負債の比率は53.2%と、2022年半ばから3.6ポイント低下し、負債コスト平均は4.7%と低い水準にあり、修正NAVは1株当たり21.6香港ドルとなっている。
特に、2023年1月、復星は国内シンジケート団から120億人民元の融資を受けることに成功した。これは、2022年12月中旬の中央経済工作会議で「民間経済と民間企業の発展を奨励・支援する」と発表されてから、五大国有銀行を中心に、政策銀行や株式会社銀行が連携した最大の民間企業シンジケートローンである。
2022年、復星は長年培ってきたグローバルな事業展開とイノベーション力をさらに強化した。 年間の海外収入は774億元で、前年比14%増となり、総収入の44%を占めた。海外ブランド企業は報告期間終了時点で43社、海外従業員は45,000人を超えた。グループの科学技術研究開発への投資は104億人民元に達し、前年同期比17%増加し、売上高の伸びを上回るペースで成長している。なお、2022年末時点で計1,771件の発明特許を保有している。
復星FC2Mグローバルエコシステムは、引き続き相乗効果の高まっていることが浮き彫りとなった。報告期間中、グループのエコシステムは計69億人民元以上の価値を生み出し、売上高が1億元を超える優良商品は133件、うち22件が新商品となった。グループの1年間の新規登録会員数は5,080万人で、前年同期比27%増となった。そのうち、復星の戦略である2つの「顧客本位(C-end)プラットフォーム」がスピーディーかつハイクオリティな会員増加を牽引した。復星健康(フォースン・ヘルス)は924万人の新規登録ユーザーを獲得し、累積登録会員数が2258万人に達した。報告期間終了時点で、復星星選(フォースン・アライアンス)の登録会員数は640万人に達している。
2023年に入ってから、復星の家庭コンシューマー事業は強さを見せ、消費財や観光分野の事業が強い上昇傾向を示している。2023年の元宵節期間に行われた「豫園燈籠祭」は中国国内外から注目を集めるイベントとなり、400万人以上の来場者を集め、同地域の消費を効果的に牽引した。2023年の最初の2ヶ月で、復星旅文(Foliday)の子会社であるアトランティス・サンヤの事業は完全に回復し、コロナ前の水準を超え、2022年同期比10%増の3億9,900万人民元を記録し、平均客室稼働率は96%となった。また、クラブメッドは2022年同期比55%増、麗江Folidayの売上高は2022年同期比149%増になった。
復星国際会長たる郭広昌氏は、「復星は中核事業に集中する戦略をしっかりと推進し、『イノベーション主導のグローバル・コンシューマー・グループ』としての位置づけがさらに明確になっています。今後ともイノベーションを強化し、グローバル化を深め、より良い製品とサービスに磨きをかけてまいりたいと存じます。我々の努力によって、より多くの家族がより幸せな生活を送れますように」と述べた。
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(日本語リリース:クライアント提供)