【バルセロナ(スペイン)2023年3月2日PR Newswire】4年前のMobile World Congress(MWC)バルセロナでTECH4ALLイニシアチブをスタートさせたファーウェイ(Huawei、華為技術)とそのパートナーは、MWCバルセロナ2023の初日に行われたメディア円卓会議で、テクノロジーがいかにデジタル包摂とサステナビリティーを実現しているかについて最新の知見と事例を紹介しました。
ファーウェイのICTマーケティング担当プレジデントJeffrey Zhou氏は開幕あいさつで「TECH4ALLイニシアチブの取り組みはどれも、成功の鍵となるテクノロジーとパートナーシップなしには実現できなかったでしょう」「TECH4ALLのスタート以降、全世界で600校以上の学校、22万人以上の遠隔地の幼稚園から高校3年までの教師や生徒、失業中の若者、女性、高齢者、46の自然保護区がTECH4ALLプログラムの恩恵を受けてきました。当社は今後も、グローバルパートナーと共に技術革新を続け、テクノロジーを活用し、全ての人にとってより包摂的かつ持続可能なデジタル世界づくりを進めていく所存です」と話しました。
あいさつの最後にZhou氏は、インサイト、テクノロジー・イン・フォーカス、ケーススタディーの3部から成る15のストーリーで世界の専門家やパートナーの多様なビジョン、戦略、最優良事例を紹介するTECH4ALL Digital Inclusion(デジタル包摂)の特別出版を正式に発表しました。本特別出版は現在、ファーウェイTECH4ALLのウェブサイトで閲覧・ダウンロードが可能です(https://www.huawei.com/en/tech4all/publications/digital-inclusion )。
Digital Inclusion特別出版をダウンロードするには、以下のリンクをクリックhttps://www.huawei.com/en/tech4all/publications/digital-inclusion
円卓会議では、国連教育科学文化機関(ユネスコ)と世界的な非政府組織(NGO)「Close the Gap」の代表が、特に遠隔地や農村部の十分なサービスを受けていない人々にとって、教育のデジタルトランスフォーメーション促進やデジタルスキル向上にテクノロジーがいかに役立っているかについても議論しました。これには、「Technology-enabled Open Schools for All(テクノロジーが実現した全ての人のためのオープンスクール)」(https://www.huawei.com/en/tech4all/openschool )、DigiSchool、DigiTruckなどのプロジェクトを通じた、コネクティビティー提供、デジタルリテラシーやスキルの拡大、STEAMカリキュラムのサポートなどが含まれています。
ユネスコで教育におけるテクノロジー・人工知能部門責任者を務めるFengchun Miao博士は「デジタル・オープンスクール・モデルは、学校教育におけるデジタルトランスフォーメーションの発露です。知識学習、技能開発、価値観の育成、社会的配慮を含む学校教育が平時と非常時の両方で確保されるよう、学校教育システムを改革するオープンなアプローチです」「ユネスコとファーウェイのプロジェクト『Technology-enabled Open Schools for All』は、アフリカ諸国でのデジタル・オープンスクールづくりの試みに画期的な影響を及ぼしています。このプロジェクトは、ガーナ、エチオピア、エジプトで2万人以上の生徒と100万人以上の教師を直接対象としています」と話しています。
TECH4ALLのパートナーであるClose the Gapは、アフリカの遠隔地のコミュニティーに無料でデジタルスキル研修を提供するDigiTruckの意義について説明しました。
Close the GapのNgosa Mupela事業・投資部長は「私たちはファーウェイと提携し、アフリカの農村や都市近郊のコミュニティーにDigiTruckを展開・普及させ、特にそうしたコミュニティーの若者が将来、デジタルな仕事に就けるようにすることを目指しています」と話しました。
TECH4ALLイニシアチブのもと、テクノロジーは天然資源の持続可能な管理と生物多様性の保護も可能にしています。オーストリアのノイジードラー湖・ゼーヴィンケル国立公園(https://www.huawei.com/en/tech4all/stories/austria-wetlands )のArno Cimadom氏は、生物多様性の保護や気候変動が生態系に及ぼす影響の調査を含め、湿地の保全でテクノロジーが果たす極めて重要な役割について調査しました。
ノイジードラー湖・ゼーヴィンケル国立公園のArno Cimadom代表は「ファーウェイとそのパートナーが提供する新技術のお陰で、60カ所以上から24時間365日、同時にしっかりとしたデータを収集し、Rainforest Connection(レインフォレスト・コネクション)が提供するAIモデルで分析することが初めてできるようになりました。これで、アクセスが困難な湿地帯の調査・管理が効率化され、新たな調査もできるようになります」と話しました。
MWCバルセロナ2023のファーウェイTECH4ALLブースでは、メディア円卓会議と並行して来場者も歓迎しており、このイニシアチブの下で実施されているプロジェクトの最新の進捗状況を知り、包摂とサステナビリティー実現のためにテクノロジーとパートナーシップが果たせる重要な役割について学ぶことができるようにしています。
▽ファーウェイTECH4ALLについて
TECH4ALLは、ファーウェイの長期的なデジタル包摂イニシアチブであり行動計画でもあります。革新的なテクノロジーとパートナーシップが実現したTECH4ALLは、デジタル世界における包摂、サステナビリティー推進の支援を目指しています。
詳細については、ファーウェイTECH4ALLのウェブサイト(https://www.huawei.com/en/tech4all )を参照してください。
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