【ラスベガス2023年1月9日PR Newswire】ディスプレー技術のイノベーションに取り組むTCL CSOTは、世界最大かつ最も影響力のある消費者向け技術展示会であるCES 2023で、次世代ディスプレー技術を含むフラッグシップ製品を展示した。
展示会で発表されたフラッグシップモデルは、世界初の65インチ8KプリンティングOLEDである65インチ8K IJP-OLEDディスプレー。最大3300万画素の超高画素を誇る市場で最大のOLEDディスプレーで、インクジェットプリンテッドOLED技術をベースに開発された最高の解像度とリフレッシュレートを持つ。究極の色彩性能と超高コントラスト比を有し、卓越した視聴体験を提供する。
TCL CSOTと、日本のディスプレー技術企業であるJOLEDが共同開発したこの新しい8K製品は、従来のモデルに比べてリフレッシュレートが向上し、より高輝度化し、狭額縁化を進めた。IR-Dropや薄膜トランジスター(TFT)補正などの高度な技術も搭載し、これまでにない優れたディスプレーだ。
TCL CSOTはまた、1700 PPI Real-RGB LCD VRディスプレーモジュールを搭載したVR機器も発表した。この新しいVRディスプレーモジュールは、世界最高のピクセル・パー・インチ(PPI)を持ち、VRに伴う「スクリーンドア」効果や粒状感を大幅に排除し、これまで以上に鮮やかで没入感のある最終3D画像を提供する。
CES 2023でTCL CSOTは、世界初の14インチポータブルエンベロープNB(完全展開技術を用いたスライドスクリーン)であるTCL CSOT NB/PAD、98インチ4K 240Hz 1G1DゲーミングLCD(1G1Dピクセル構造、240Hzフレームレート)であるTCL CSOT TVなど、幅広い新製品も展示する。何より心躍るとみられるのは、TCL CSOTは、65インチ8K広視野光電ディスプレーなどの新技術をCESのオーディエンスに提供することだ。これは、重い3Dメガネなど使用しなくても正確で快適な裸眼ステレオビジョンを確保できるVRデバイスで、会議、教育ビデオ、広告ソリューションに大きなメリットをもたらすだろう。
ディスプレー技術革新の真のパイオニア
TCL CSOTはCESで、インクジェットプリンテッドOLED(IJP-OLED)、HVA、MLEDなどの次世代ディスプレー技術のデモンストレーションを行った。同社のIJP-OLED技術は、広い色域、低電力消費、高解像度を提供し、透明ディスプレーやフレキシブルディスプレーを実現する。この技術により、従来のディスプレー技術に比べて製造コストが低く、大型ディスプレーや大量生産に適している。
HVA技術は、PSVA(Polymer Stabilized Vertical Alignment)技術を活用し、基盤構造の簡素化とディスプレー性能の全体的な向上を両立させ、高いコントラスト比、高いリフレッシュレート、高速の応答をもたらす。MLED技術は、超小型ディスプレー、モニター、ノートパソコン、車載用ディスプレー、大型ディスプレーに使用されている。
TCL CSOTは、10年以上の歳月を経て、技術分野の新興企業から、半導体ディスプレー技術開発の主要企業の1つになった。
世界のディスプレー市場が新たな開発の機会の到来を告げる中、TCL CSOTは、次世代ディスプレー技術と材料の開発に引き続き注力し、包括的なディスプレーエコシステムを構築し、消費者に究極の視聴体験を提供していく。
▽TCL CSOTについて
TCL CSOTは、TCL Technologyの子会社としてディスプレー業界で世界有数の企業に成長し、新技術の開発とイノベーションにコミットしている。TCL CSOTはMini-LED、Micro-LED、OLED、インクジェットプリンテッドOLEDなどの将来の技術に積極的に投資している。同社の事業には大画面ディスプレー、小型から中型のディスプレー、タッチモジュール、インタラクティブホワイトボード(電子黒板)、ビデオウォール、自動車用ディスプレー、ゲーミングモニターなどがあり、世界のディスプレー業界のコア・コンピタンスに貢献している。