青島市(中国)発 2022年12月6日 /PRNewswire/ -- 新興家電メーカーハイセンスは、世界市場での影響力を高めるための新たな一歩を踏み出しました。同ブランドはFIFAワールドカップカタール2022TMの公式スポンサーとして、大会公認スタジアムで確固たる存在感を示して世界の耳目を集めました。これはハイセンスの中東市場における規模拡大を示すのみならず、同社のグローバル化戦略の縮図にもなっています。
中東はハイセンスのグローバル戦略に欠かせない重要拠点
1996年に南アフリカ市場に初進出して以来、ハイセンスは20年余りにわたり、中東およびアフリカ市場でブランドの影響力と競争力を高めてきました。長期にわたる精力的な努力により、同社はこの新興市場で目覚ましい急成長を遂げています。ハイセンスの中東およびアフリカにおける売上高は、2017年から2021年にかけて6億6,300万米ドルから12億8,000万米ドルと躍進し、実に年率17.88%の成長を達成しました。2022年度には、ドバイでの売上が最初の10カ月で前年同期比22%増という数字を叩き出しました。
Hisense MEA社長のJason Ou氏は、「中東は弊社が進出しているなかでも最も急激な成長を見せており、ハイセンスのグローバル化戦略として欠かせない存在です」と、述べています。
同社の中東市場での成功とローカライゼーションは、切っても切れない関係にあります。長年にわたって研究開発への取り組みと多様な市場ニーズを取り入れながら、ハイセンスはローカライズされた高級志向の製品を世に出してきました。2022年3月、ハイセンスはDubai Quality Global Awards (ドバイ品質グローバル賞)を授与されました。これにより、同社の優れた業績、および地域の経済回復と発展への積極的な貢献が公に認められたことになります。
2022年は、引き続きハイセンスの中東開発計画における重要な年となりました。今年、ハイセンスはドバイに初の旗艦店を設置しましたが、2022年中に中東に旗艦4店舗のオープンを予定しています。Ou氏は、「弊社は高級志向の旗艦店を通じて、トップクラスの製品と最先端の技術を持ち合わせた信頼性の高い多国籍企業として、ブランドイメージの向上を図っています」と述べました。
FIFAワールドカップカタール2022TMについてハイセンスのグローバル化に向けた重要な成長の原動力
FIFAワールドカップ2022TMのスポンサーを務めることは、ハイセンスのグローバル化戦略における金字塔となるでしょう。FIFAワールドカップTM初となる中東開催にあたり、同社はFIFAとの深い協力関係を通じて中東のお客様との関係を強化し、グローバルブランドとしての認知度向上を狙っています。
例えば、ハイセンスはB2Bテクノロジーを駆使して、ドーハのインテリジェント交通システムの構築を支援しています。この事業が大会期間中に実施されることで、GPS走行軌跡とリアルタイム動画追跡機能に基づく高効率な交通が実現しました。
ハイセンスにとって、FIFAワールドカップTMのスポンサーになることは、単なる販売促進目的の決定事項ではありません。これは、言葉の壁を超え、世界共通の精神をリスペクトするスポーツという媒体を通じた、世界中の消費者と真の絆を構築するための重要な手段でもあるのです。