リヤド、サウジアラビア, 2022年10月20日 /PRNewswire/ -- Saudi Data & AI Authority(サウジ・データ人工知能庁、以下SDAIA)が、大規模スマートシティープロジェクトのNEOM(ネオム)と連携して立ち上げた2回目の「NEOM AI Challenge」は、11月10日まで参加希望を引き続き歓迎している。NEOM Challengeは、イノベーターとアントレプレナーを支援し、国内外の中小企業の能力を構築して、イノベーションの新たな高みへ押し上げることを目的としている。
Challengeは、国家資産としてのデータの価値を解き放ち、「ビジョン2030」の目的を実現するSDAIAの取り組みの枠内で実施される。SDAIAは、このChallengeを通じて、王国をデータとAI分野の世界的パイオニアとして位置づけることを目指している。SDAIAはまた、AIへの認識を高めて、AIイノベーションの継続を促進・奨励し、イノベーション分野で秀でた国家的能力を構築する上でも重要な役割を果たしている。
昨年9月に開催されたGlobal AI Summitのイニシアティブの1つであるNEOM Challengeは、NEOM が直面する課題をAI技術の活用によって克服することに焦点を当てている。意思決定の際の予測と洞察へのデータ駆動AIの活用、AI適合検査、機械実行可能な立法とAI-の3つの部門が課題である。
アントレプレナーは2-5人のチームでChallengeに登録することができる。小企業は、従業員数が6-49人、年間売上高が300万-4000万SARであることがChallenge参加の条件となる。中企業の場合は、従業員数が50-249人、年間売上高が4000万-2億SARであることが必要である。
NEOM は、3つの部門の勝者がそれぞれのイノベーションとアイデアを発展させて具体的な商品化するのを支援するために50万SARの契約を与えるとともに、最小限の実行可能な製品を提供するよう動機付けを提供する。
Challengeへの参加登録や関連情報は、https://neom.globalaisummit.org/en/index.aspx を参照。
最初のNEOM Challenge は、2020年に1回目のGlobal AI Summit開催期間中に、将来のグローバルな課題に対応する先駆的かつ革新的なソリューションを見出すために開始された。初回は大学生が開発したAIイノベーションに焦点を当てた。サウジの39の大学から400人の学生が初回のChallengeに参加し、エネルギー、エンターテインメント、交通というChallengeの道筋を代表する3つの重要な分野で、持続可能な環境をつくり出すための革新的プロジェクトを提出した。