【ボイヤータウン(米ペンシルベニア州)2022年9月16日PR Newswire=共同通信JBN】環境商品の運営と開発の大手事業者であるClimeCo(ClimeCo )は、Enaleia(Enaleia )と重要な漁場からプラスチック汚染を除去するための提携関係を結んだ。Enaleiaは沿岸の集落を陸上や海洋でのプラスチック回収に携わらせて汚染を軽減し、海の生物多様性保全を向上させている非営利組織である。この提携はEnaleiaのケニアでの最新のプロジェクトを支援し、Verraを通じたプラスチッククレジットの発生に寄与する。ClimeCoからの追加資金提供とクレジットの売却により、Enaleiaはケニアで年間1000-3000トンのプラスチックを回収すると推定している。
ClimeCoのChris Parkerプラスチックプログラム担当ディレクターは「プラスチッククレジット1単位はプラスチック1トンの回収、またはリサイクルに相当する環境商品であり、企業のESG(環境・社会・企業統治)やCSR(企業の社会的責任)、持続可能なプログラムに使用できる。当社のアプローチは、海洋のプラスチック問題にシステム的な解決策を生み出していくものだ」と語った。
Enaleiaは持続可能な開発で専門知識を有する他の専門組織とともに、プラスチックが回収されるだけでなく、循環型経済に組み込まれることを確実にするため、ClimeCoやケニアのクワレリサイクリングセンターと協力している。
ケニアのプロジェクトは、放棄された漁網や漁具、海洋ゴミを回収できるようにすることで、クワレの350人以上の漁師を支援する。この数は今後数カ月間で沿岸集落の800人に増える見込みである。廃棄物はその後、地元の回収・リサイクリング企業で、廃棄物を有用な素材や製品に加工するクワレリサイクリングセンターに運ばれる。
EnaleiaのLefteris Arapakis共同創業者兼ディレクターは「プラスチッククレジットモデルにより、われわれの海洋に真の影響をもたらせる大規模なプラスチック除去プロジェクトを構築することができる。海洋プラスチックの約20%が放棄された漁具であることを考慮すれば、この規模で漁村を手助けすることにより、われわれは大量のプラスチックを除去できるだけでなく、これ以上の海洋のプラスチック汚染を防ぐことができる」と語った。
このプロジェクトは漁村に対してより持続可能な漁業活動を採用する動機を与え、奨励する。それにはプラスチックを回収しながら、漁を休止したり、制限することにより乱獲を減らすことも含まれる。これは、この国で最高レベルの貧困率に見舞われている地区に補助的な収入源をももたらす。
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