ZTE、ミラノで「グローバルサミット&ユーザー会議2025」を開催、テーマは「知性を拡張し、可能性を創造する」

ミラノ、2025年10月11日 /PRNewswire/ -- ZTE Corporation(0763.HK / 000063.SZ)は、統合情報通信技術ソリューションのグローバルリーディングプロバイダーとして、10月6日から7日にかけてミラノで「グローバルサミット&ユーザー会議2025」を開催しました。このイベントは「知性を拡張し、可能性を創造する(Expanding Intelligence, Creating Possibilities)」をテーマに掲げて行われました。500名を超える世界のICTリーダー、通信事業者、パートナー、アナリスト、業界団体およびイノベーターが一堂に会し、AI主導のデジタルトランスフォーメーションを探求するとともに、オープンなデジタル・インテリジェント・エコシステムの構築を促進し、産業および社会のイノベーションを推進しました。

ZTEのCEOであるXu Ziyangが基調講演を行い、同サミットの幕を開けました。同氏は、ビットからトークンへと移行する時代において、ZTEはインテリジェントなネットワーク基盤の構築に取り組み、コンピューティングの未来を支え、そして世界中のパートナーと共に新たな知性の時代を共創していくことを強調しました。

ZTEのCEOであるXu Ziyang氏が基調講演を行い、同サミットが開幕
ZTEのCEOであるXu Ziyang氏が基調講演を行い、同サミットが開幕

イベント期間中、ZTEはコネクティビティとコンピューティングの分野における最新成果や産業の高度化支援、さらに家庭および消費者に向けたより豊かなインテリジェントライフの実現に関する取り組みを紹介しました。

接続性の高度化:ネットワーク x AIの双方向統合

無線ネットワーク分野において、ZTEはUBRおよびM-MIMOの革新をリードし、超シンプル・高効率・グリーンな基地局の構築を進めています。AIはネットワーク機能を再構築し、エネルギー効率および運用・保守(O&M)効率を向上させるとともに、ユーザーエクスペリエンスを精密に保証することで、5Gを「量から価値へ」と進化させています。AIR RAN上のAgentGuardデモはAIインタラクションの安全性を確保し、AIR Netの3つのエンジンは「エージェント型オペレーション」へと進化を遂げています。5G-A分野では、ISAC技術が低空経済および水資源管理を支援しています。また、EasyOnプライベートネットワークは、自由な移動を可能にするVR体験、メディア制作、そして実体的なインテリジェント協働を実現しています。

コアネットワーク分野では、ZTEは「AI Core」を発表し、コアネットワークのアーキテクチャを刷新しました。同ソリューションは、ユーザーエクスペリエンスを可視化する「Know How」と、差別化による収益化を実現する「Do So」によって、通信事業者のビジネスモデルを「トラフィック主導型」から「エクスペリエンス主導型」へと転換させます。AI Coreは、L3からL4+レベルの自律性へと進化させるために、マルチエージェントフレームワークであるエージェント型オペレーション(障害処理、クレーム対応、ネットワーク変更、デジタルツインシミュレーション)を導入しました。

コンピューティング能力:フルスタックの進化

ZTEは、汎用サーバおよびAIサーバを幅広く取り揃えたフルスタック型インテリジェント コンピューティング ソリューションを披露しました。特に、産業向けオールインワン装置「AiCube」を含むラインナップを通じて、高性能なコンピューティング基盤の構築を実現しています。ソフトウェア面では、ナビゲーショナルなローコードAIプラットフォームおよび「Co-Sight Agent Factory」を提供し、AIモデルの学習および推論のハードルを大幅に下げており、これにより、パイプラインベースで分単位の迅速なAIアプリ開発を可能にしています。アップグレード版の「Co-Sight Super Agent 2.0」は、GAIAベンチマークにおいて84.05ポイントを獲得し、最高スコアを記録しました。

家庭向け分野:AI x ホーム

AI Homeセグメントでは、AI Wi-Fi 7およびAIメディア端末における技術革新とビジネスモデルの革新を通じて、収益成長とエコシステムの変革を実現しています。AIスマートアンテナ、AIシームレスローミング、AIアクセラレーションエンジンといった中核技術により、AI Wi-Fi 7は階層的な運用、シナリオ別パッケージ、エコシステム端末の組み合わせを通じて、ARPU(ユーザーあたり平均収益)を50%向上させます。これにより、スマートホームの収益化における新たな時代を切り開いています。AIメディア端末は、単体のTVボックスから、あらゆるシナリオに対応する統合型端末へと進化しました。

AI-光インフラ分野では、AI光アクセス、AI HI-OTN、AI HI-IPNetを中心に、コスト削減、効率的なO&M、高性能化、セキュリティ強化に注力しており、有線ネットワークの中核的競争力を高めています。

消費者向け分野:すべての人にAI

ZTEは、消費者中心の事業変革を加速しており、戦略的に若年層市場に注力し、ゲームを主要な突破口として位置づけています。同イベントでは、ZTEはゲーミングスマートフォン「nubia Neo」シリーズをはじめ、「nubia Air」、「Flip」、「Focus」など、若年層のライフスタイルに寄り添う多彩でスタイリッシュなデバイスを披露しました。この戦略により顕著な成果が現れており、2025年上半期には海外向けスマートフォンの売上高が前年同期比で30%以上増加しました。

スマートフォン、PC、タブレット、FWA&MBB、ウェアラブルなど、多様なAIデバイス群を中心に構築されたZTEのポートフォリオは、AIの適用領域を拡大するとともに、その知能性を一層高めています。ZTEデバイスのブースでは、最新の5G-AおよびWi-Fi 7技術を搭載した「ゲーミングスマートフォンゾーン」、「ライフスタイルスマートフォンゾーン」、「世界No.1のFWA&MBBゾーン」の3つの主要エリアを展開しています。さらに、海外市場で初披露となる「AI Pet Mochi」も登場し、よりスマートで主体的、そして一人ひとりに寄り添うパーソナライズされた感情的パートナーとして注目を集めています。

ZTEは今後も、「コネクティビティ+コンピューティング」戦略を推進し、フルスタックのイノベーションとグローバルパートナーとの協業を通じて、通信、インテリジェントコンピューティング、エコシステム、デバイスの各分野でブレークスルーを実現し、テクノロジーと産業の進化を加速させていきます。

詳細については、下記のURLをご覧ください。
https://www.zte.com.cn/global/about/exhibition/zte_summit_2025.html

メディア関係者問い合わせ先

ZTE Corporation
広報担当
メール:ZTE.press.release@zte.com.cn