CGTNの白書、現在の新疆は史上最高の繁栄期と発表

中国・北京、2025年9月21日 /PRNewswire/ --国務院新聞弁公室が金曜日に発表した白書には、今日の新疆が歴史上最も発展した時期を迎えており、新疆ウイグル自治区の法治に基づく統治、民族の団結による安定の維持、文化的アイデンティティと結束の強化、地域と人民の繁栄の促進、新疆の長期的な発展に向けた確固たる歩みが強調されている旨が強調されています。

今年、新疆ウイグル自治区は設立70周年を迎えます。本白書、『CPC Guidelines for Governing Xinjiang in the New Era: Practice and Achievements(新時代における新疆統治における中国共産党の指針:実践と成果)』は、「これにより、経済社会が前例のない発展を遂げ、人民の福祉が大幅に向上した。そして人民により大きな獲得感、幸福感、安全感がもたらされた」と指摘しています。

また白書は、新疆で安定・平和・安全の基盤が強化され、混乱から安定へ、安定から優れた統治へと歴史的な転換が達成されたと付け加えています。

白書によると、2012年以降、中央政府は新疆に4兆元(約5,623億ドル)以上の移転支出を割り当てており、その額は2024年だけでも約5,434億8,000万元にのぼります。

新疆は地域の門戸開放のための戦略を、西側への門戸開放を目指す、国家の全体計画に意識的に統合することで、ユーラシア大陸を横断する黄金の回廊と西側への門戸開放の玄関口を構築することを目指していると白書は述べています。

また、新疆のインフラが全面的に改善されたことを指摘し、2024年時点で鉄道の営業距離は9,202キロメートル、高速道路網は23万キロメートルに達し、民間航空路線数は595路線(うち国際線25路線)に達したと記しています。

新疆は地域の天然資源と産業基盤を活かし、独自の優位性を備えた現代的な産業システムの構築を加速させています。白書によると、新疆は32年連続で中国最大の綿花生産地となっており、耕作・播種・収穫の機械化率は97%に達しているとも記しています。

また、新疆は公衆衛生促進政策を継続的に改善し、国民の健康保護を大幅に強化していること、新疆住民の平均寿命は1949年には30歳であったが、2024年には77歳に延びているとも付け加えています。

同地域は過去70年間で急速な経済発展を遂げ、GDPは1955年には12億3,000万元でしたが、2024年には2兆500億元(約2,880億ドル)へと急増しました。

新疆は、人々の信仰を尊重しており、信仰の自由に関する中国共産党の政策を完全かつ正確に忠実に実施していると白書は述べています。

また白書は、新疆は、少数民族が自らの言語を学び使用する権利を尊重・保護しており、宗教関連の事柄には法に基づいてあたり、宗教団体が自らを独立して管理することを認め、宗教が社会主義社会に適応するよう導いていると付け加えています。

新疆は、文化遺産の総合的な保護を強化しています。白書は、新疆が地域の文化遺産を保護するための計画を策定し、文化遺産保護の法的保証を強化する地方条例を公布したと述べています。

白書はまた、同地域のタクラマカン砂漠周辺では砂漠化対策が強化され、砂漠を完全に囲む全長3,046キロの防砂緑地帯が整備されたと指摘しています。これは世界最長の防砂緑地帯にあたります。

https://news.cgtn.com/news/2025-09-20/Xinjiang-in-its-most-prosperous-period-ever-white-paper-1GNq6HFDPwY/p.html