- 賞金100万ユーロ(約1億4,000万円)は視覚分野で世界最大の賞であり、科学的卓越性、世界的影響力、視覚の公平性への取り組みを兼ね備えた活動を表彰します。
- The Fred Hollows Foundationはアジア、アフリカ、オセアニアの25か国以上で300万人以上の視力を回復させました。
- Lions Clubs International Foundation(LCIF)は118か国で5億4,400万人以上に眼科医療サービスを提供し、900万件以上の白内障手術を実施しました。
- International Agency for the Prevention of Blindness(IAPB)は、眼科医療における世界的な課題設定と体系的な改善推進においてきわめて重要な役割を果たしています。
リスボン(ポルトガル), 2025年9月12日 /PRNewswire/ -- Champalimaud Foundationは、2025年António Champalimaudビジョン・アワード(2025 António Champalimaud Vision Award)の受賞団体を発表しました。失明の予防と治療に対する顕著かつ影響力のある取り組みを評価し、The Fred Hollows Foundation、SightFirstプログラムを有するLions Clubs International Foundation(LCIF)、およびInternational Agency for the Prevention of Blindness(IAPB)の3団体が選ばれました。
1992年に設立されたThe Fred Hollows Foundationは、社会的弱者コミュニティに視力回復ケアを提供してきました。同財団が際立っている点は、オーストラリア先住民コミュニティ、トレス海峡諸島民、および太平洋諸国との緊密で敬意あるパートナーシップです。同機関は800万人以上を支援し、300万人以上の視力を回復させ、56万件以上の手術を実施してきました。17万8千組以上の眼鏡を配布し、6万6千人以上の視力を訓練しています。
LCIFは5億4,400万人以上が眼科医療を受けられるように支援してきました。このプログラムでは260万人以上の眼科医療専門家を育成し、1,700か所以上の眼科医療センターの建設を支援しています。118か国で活動し、3,000万人以上の重度の視力喪失を予防してきました。2024年には、白内障手術10,500件以上、眼科検診54,000件を支援しました。
IAPBは眼科医療のグローバル・リーダーシップ・プラットフォームとして、100か国以上で250以上の加盟組織を結集しています。IAPBは提言活動、政策策定、パートナーシップ促進における戦略的取り組みで際立ち、グローバル・アジェンダの形成に重要な役割を果たしています。過去10年間で会員数が66%増加したことは、同機関の中核的役割を反映しています。最新の取り組みとして、包括的な学校眼科保健プログラム(Comprehensive School Eye Health Programmes)の標準ガイドラインを策定しました。これにより、世界中で7億人以上の児童が恩恵を受ける可能性があります。
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