本ファンドは、Townsend Group、大手年金基金、アジアのファミリー・オフィスをアンカー投資家として構成
香港2025年7月14日 /PRNewswire/ -- アジアを拠点とする資産運用プラットフォームであるAvatar Capital Partners（以下「ACP」）は本日、初の不動産ファンドであるACP Real Estate Fund I（「同ファンド」）を152億円（1億500万米ドル）で最終クローズし、あわせてTownsend Group（「Townsend」）およびそのクライアントとの戦略的パートナーシップを締結したことを発表しました。同社への戦略的投資は、クライアントを代表してTownsendが主導しました。不動産と実物資産に特化し、世界中の機関投資家に助言とパートナーシップを提供しているリーディング・アドバイザーです。
アバター不動産ファンドIが保有する東京中心部の高品質な賃貸住宅物件
東京のリビング・セクターに特化したこのファンドは、投資家の大きな関心を集め、開始からわずか1年で応募超過の最終クローズを達成しました。このファンドは、Townsend、大手年金基金、アジア各地のトップクラスのファミリー・オフィス、財団の支援を受けて実現しました。本ファンドは、日本の活況を呈する住宅セクターにおけるオフマーケット案件の投資機会を活用し、特に東京の一等地における高品質な賃貸住宅資産の取得に重点を置いたものです。この戦略は、都市部の人口増加、堅調な賃貸需要、賃料上昇の加速など強力なファンダメンタルを下支えによるものです。
ACP設立パートナー、Ryuta Ueda（上田 隆太）氏は次のように述べています。「厳しい資金調達環境にもかかわらず、目標額を超え最初のファンドレイズが成功裏に終了したことを発表できて嬉しく思います。また、Townsendを戦略的パートナーとして迎えることができ心強く感じています。資本市場に対する彼らの深い専門知識と世界的な機関投資家としての視点は、金融資本と知的資本の両方への貴重なアクセスを提供し、ACPの成長軌道を大幅に加速させてくれるものです。
アジアの住宅セクターが急速に拡大する中、革新的な住宅ソリューションに対する強い需要が見受けられます。同ファンドはすでに東京都心部で5件の賃貸住宅を取得しており、今後の追加取得が見込まれる5物件を含む魅力的な投資機会のパイプラインを多数確保しています。当社は今後も日本の大手地元企業と提携し、将来の暮らしの変化するニーズに応えていきます。Angel Li氏（ACPの創設パートナー）は次のようにコメントしています。「世界の不動産セクターは回復と拡大の段階に移行しており、アジア太平洋地域には魅力的な投資機会が広がっています。中でも日本は魅力的な資金調達条件とインフレによる成長の可能性により、際立った存在となっています。良好な人口動態の追い風と持続的な賃貸需要に支えられ、東京の賃貸住宅マーケットは、魅力的な投資環境を提供しています。」ACPの創設パートナー、Ronald Chiu氏のリーダーシップのもと、同ファンドは経験豊富なオペレーティング・パートナーとの強力なネットワークに支えられており、この競争の激しい市場で成功し投資家に卓越した価値を生み出す態勢を整えています。
また、「大手投資・運用プラットフォームへの戦略的投資を追求する最大規模の政府系機関や年金基金を含む世界的な投資家コンソーシアムのアドバイザーとして、当社はACPと提携できることを大変嬉しく思っています。 私たちはACPチームの戦略と日本のダイナミックな住宅セクターの大きな可能性に強い確信を持っています。」とTownsendのCEO兼会長Anthony Frammartino氏は述べています。
Avatar Capital Partners
Avatar Capital Partners（ACP）は、オルタナティブ投資において独自の優位性を持つアジアを拠点とする資産運用プラットフォームです。当社は規律ある投資哲学とファンダメンタル投資および持続可能なソリューションへの重点を組み合わせ、市場サイクル全体にわたって優れた成果を生み出す体制を整えています。ACPはテーマ別投資への専門知識と市場に関する知見により、プライベート・エクイティ分野における信頼できるパートナーとしての地位を確立しています。詳細についてはwww.avatarcp.comをご覧ください。
Townsend Group
Townsend Groupは、世界的な不動産および実物資産投資アドバイザリー・サービスを提供する企業です。Townsendはプラットフォーム投資、GPやLP主導のセカンダリー、プライマリー共同投資、直接投資を通じてLPとGPの双方にソリューションを提供しています。また、Townsendは補完的な投資管理およびアドバイザリー・サービスも提供しています。Townsendは世界中の公的および私的年金制度、保険会社、政府系ファンド、基金、財団のアドバイザーを務めています。Townsendは40年にわたり複数の市場サイクルにおいて不動産ポートフォリオのアドバイスと管理を行ってきました。2024年9月30日現在、Townsendの運用資産額は約193億ドルです。また、2,336億ドルを超える不動産/実物資産を持つ顧客にアドバイザリー・サービスを提供しています。グローバルな投資プラットフォーム、受託者責任に基づく企業文化、資産クラスに関する専門知識、顧客資本の規模を活かして、当社はお客様にユニークな情報を提供し、ソーシングとエグゼキューションの優位性を提供できると確信しています。詳細についてはwww.townsendgroup.comをご覧ください。
